尼崎市列車事故で思うこと。

兵庫県尼崎市のJR福知山線で、25日朝、宝塚発同志社前行き快速電車が脱線した事故から、52時間が経ちました。この事故では、男性41人、女性32人に上っており、1963年11月、横浜市の横須賀線で、脱線した貨物列車に列車が乗り上げるなどし、161人が死亡、120人が負傷した事故以来の大惨事となった。(読売新聞 – 4月26日15時2分更新)

今朝も各番組で、この事故について扱っていましたが、ひとつ気になることがありました。私はみのもんたさんの番組を見ていたのですが、ヘリコプターを飛ばして現場上空から「生中継」をしていました。

現場でどれほど、ヘリコプターが飛んでいたのかは知らないですが、(その飛行音が)「ガレキの下で助けを求めている人の声をかき消していた」としたら、許されないことです。

(私は、阪神大震災の時も現場に行って活動をさせて頂いたのですが) 阪神大震災の現場でもガレキの中にいる人を探す作業をしているすぐ上をヘリコプターが飛んでいることで、本来は発見されていたかもしれない人たちの声をかき消してしまいました。

日本人は「過去から学ばない」とは、よく言われることですが、このあたりのことはどうなっているのでしょうか。気になるところです。

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