どこにも空きがない「保育所」について。/全く空きのない認可保育所、公立保育所について、子育て世代はどう対応すればいいのか。市としての考えを問いたい。

私たち議員のもとには、沢山の陳情ごとが寄せられてきます。一つ一つの事情によって、対応は変わるのですが、相談件数の多い案件の一つに「保育所」や「学童保育」の問題があります。いわゆる待機児童の問題です。現場には、公平公正な対応を求める一方で、本当に困っている人に対しては、空き施設(保育所等)の紹介を積極的に行うなどの対応をこれまでも求めてきました。
ここ一週間で複数件、「保育所に入れない。昨年以降、第三希望まで出しているが、もうどこでもいいから入れるところを紹介して欲しい。」という声が寄せられました。これを受けて、昨日の本会議(予算に係る質疑)の場で、質疑を行いました。私の質疑を受けて、担当部長自ら私の所へお越し頂き、対応を約束して頂きました。早急に空き保育所の照会を試みて頂きましたが、空き保育所は全くない状況(現在も調整中)です。 「議員の紹介だから何とかしろ」といった低レベルな話ではなく、市政運営の中での認識の問題だと考えています。
もちろん、担当部長も担当される職員の方々も、本当に頑張っていられると感謝をしておりますことは、言うまでもありません。しかしながら、今回の市長施政方針の中でも待機児童解消するための政策については触れていますが、(その政策も)的外れの感は否めません。
「『最近、佐藤議員のブログが過激になってきた』(参考:23日のエントリー)と同僚や次長ともよく話す」とは、ある厚木市職員さんが、私にかけた言葉ですが、「(市長が変わり)2年経ってみたが、政策の理念も見えず、実効性に大いに疑問を抱いているがために見ていても歯痒い」と私自身も感じていて、表現が変わったとすれば、それが原因でしょう。米国では、一般に政権発足後100日間は「ハネムーン期間」として、議員も(国民も?)批判をせずに見守るものだそうですが、小林市政は発足後丸二年(730日)が経ちますから、「いい加減、実績を出してもらわないと」と言う気持ちもあります。今でも市長の政策を支持したい気持ちも強くありますが、是々非々です。
市長の政策方針を見ていても「クリーンエネルギー推進都市」「グリーンアイル(みどりの回廊)基本計画」「市民協働事業提案制度」等々、沢山の新たなプロジェクトが記されていますが、どれも厚木市が抱える本当の問題解決につながるかどうか疑問です。(市の抱える問題は)市立病院の整備運営の問題(建替え、赤字、産科撤退、小児科医不足等々)、中間処理施設整備も実質の店晒し、病院と同じく市から多額の補填(毎年市から約25億円を繰入)をしている下水道事業の収支など挙げればきりがありません。病院運営(経営改善)については、その改善策は示されていますが、下水道事業などは、現状維持を是認するような雰囲気ですらあります。
閑話休題。保育所の問題ですが、私の友人である松本たけひろ・埼玉県和光市議会議員が、「学童保育が満員~絶対に許せない無策」と題したブログエントリーにこの問題(学童保育・保育園)を取り上げています。彼は私と同じ歳、同じ期数(議員)で考え方も近いと言う人物です。下にエントリーを引用しますが、彼は次の市長選(5月)への立候補を表明している為、相手となる現職市長への批判も過激なものとなっています。その為、このあたりの事情を考慮しつつ、割り引いてお読み下さい。しかしながら、内容と分析は適切で、私も同意見です。もちろん、とりまく状況は厚木市の保育園が抱える課題と共通しています。
 
--「学童保育が満員~絶対に許せない無策」(松本たけひろ和光市議ブログより引用)--
地元の学童保育が満員になり、別の地域の学童保育に通うという事態が昨年に引き続き起こってしまいました。また、他の地域でも同様の事態が起きています。 定員を増やす工夫や、優先順位の工夫など、あらゆる機会にいろいろと提案してきたのに、このざまです。しかも、予算がないから施設の拡充は年度明けを待てとおっしゃる。 正直、私は怒りまくっています。 子育て支援の充実といいつつも、その優先順位はハコモノとかそういうものよりずっと低いのです。おそらく、声が大きい人々、選挙の時に顔を見せる人が大切で仕方がないのでしょう。 私は結婚以来、ずっと共働きをしてきました。夫婦それぞれに人生があるし、キャリアがあり、それは尊重すべきものです。 共働き家庭にとって、保育園に入れない、学童保育に入れない、というのは致命的な事態です。 一番上の子どもが保育園に入れず、何とか託児所に入れた時に、ホッとしつつも納得がいかなかった気持ちを今も鮮明に覚えています。 人には人生設計があり、また、キャリア設計があります。 あるいは、共働き前提で住宅ローンを組む人もいます。 そういう人々の大切な労働の成果から、一部を預からせていただいているのが税金です。 であるなら、働く人々の応援を精いっぱいするのが役所なのではないでしょうか。 それを不要不急の分野に気前よくばらまく神経、それはまさに政治屋のものです。人の痛みが分からないで何が政治か。何が役所か。 また、「まっいっか」と遠い学童保育に子供を割り振る無神経さもあってはならないものです。都内の会社でフルタイムで働いて、7時に学童に子供を迎えに行くのがどれだけ大変なことか。 政治の世界とか役所しか知らないなら、体験はできないでしょう。 しかし、体験できなくても、想像できなければ政治家や行政マンは務まりません。 これは、指定管理先にも言えることです。ごちゃごちゃ逃げのへ理屈をこねるのでは失格です。待機にせずに、まず預かること、これが大切なのです。人の人生を行政がゆがめることはあってはなりません。ましてや、縁あって和光市を住まいとして選んでくれた人々です。 今度の一般質問ではこの点、今後の対応とともに、これからのあり方について徹底的に議論します。
--以上引用終わり--
コメントを投稿するか、トラックバックを送信できます: トラックバック URL

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Google フォト

Google アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。