東京腎泌尿器センター大和病院へ視察(2014年9月13日)/医療ロボット「ダ・ヴィンチ」(ダ・ヴィンチ・サージカルシステム=ダ・ヴィンチ外科手術システム)/3Dプリンタ

近年、医師不足、勤務医不足、特に外科医の減少が非常に深刻な事態となっていることが問題となっています。そうした課題に取り組むべく、東京腎泌尿器センター大和病院へ視察に行って参りました(2014年9月13日)。実際におこなわれる医療ロボットを用いた手術の現場もご案内頂きました。ご迷惑にならぬように現地調査をして参りました。 志賀淑之院長にも医療連携室を通じて、ご対応頂きました。当初は、インターンや他の議員と共に視察を行う予定でしたが、今回は諸事情を勘案し、私一人でお伺いさせて頂きました。医療連携室他、ドクターのアドバイスも頂きながら、慎重の上にも慎重を重ねて行いました。結果として、午前中がメインとなる視察となりましたが、丸一日日程を空ける形で、視察に対応しました。

/一般に外科医は、一人前になるまでの修練期間が他科より長い上に、医師として一線で働ける期間は短く、一旦病院から離れると開腹手術などの本業ができなくなるケースも指摘されています。また訴訟リスクの問題なども指摘されています。そうした中、近年、医療ロボット、3Dプリンタを利用した治療が注目されています。

/東京腎泌尿器センター大和病院では、泌尿器科等において、腎がん患者の術前CTから3D模型を作り、事前に手術の練習を行った後、医療ロボット「ダ・ヴィンチ」(ダ・ヴィンチ・サージカルシステム=ダ・ヴィンチ外科手術システム)を利用して、手術本番に臨む、ということを昨年から行っています。 3Dプリンタの臨床応用は本当に画期的な発想であります。患者の術前CTから模型を作るのですが、腎臓の実質を透明に作るのです。すると、腫瘍の位置と血管の走行が簡単にわかります。本物の腎臓はもちろん、透明ではありませんので、従来、術中に血管の走行を探しながらやっていたわけですが、それを術前にシュミレーションできるので、安全です。医師の発言では、手術開始前に手術の半分以上が終了しているようなものであるとのことです。 3本のアームが手の可動域を超えた手術支援ロボットを用いれば、動きを記憶できるので、実際の施術時もサポートが可能であります。医師の経験と技術が問われる難易度の高い手術であっても手術支援ロボットは、先端に内視鏡や手術器具がつき、人の手先よりも細かい動きができるため、患部以外の場所を傷つけることが少ないということであります。つまり、医師全体の質が向上することであり、医師不足をカバーできる可能性を秘めています。

【写真】: 当ブログに使用している画像については、医療連携室を通じて許可を受けたものだけを使用しています。志賀淑之院長には手術執刀後、多くの時間をお取り頂き、各種課題について意見交換を行わせて頂きました。
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