神奈川県議会 経済・産業振興特別委員会県外調査(3日目)/大牟田市役所においての 三池炭鉱関連世界遺産の取組み「三池炭鉱の世界遺産指定までの道のりと、その歴史的価値について」

神奈川県議会 経済・産業振興特別委員会県外調査(3日目)。今回の県外調査最後となった視察先は、大牟田市役所においての 三池炭鉱関連世界遺産の取組み「三池炭鉱の世界遺産指定までの道のりと、その歴史的価値について」です。

大牟田市石炭産業科学館の坂井義哉 館長他、大牟田市のご担当者の方々に大牟田市役所にてレクチャーを受けた後、現地(世界遺産に登録された三池港、日本最古のやぐらが残る宮原坑跡の他、三池炭鉱専用鉄道敷跡等)をご案内頂きました。

坂井義哉氏は、1992年大牟田市役所入庁。 当初より文化財専門技術職として、大牟田市内 古墳発掘や、近代化遺産調査にあたられました。 2004年、九州山口近代産業遺産群世界遺産 登録活動に携わり、2015年7月に登録をはたされました。今回の視察では、大牟田市における近代化産業遺産の歴史的 価値啓発活動についてお聞きし、世界遺産登録に至るまでについて、詳細にお伺いすることができました。

単に日本人的な価値観で登録を目指しても結果は出ない。欧米の視点に立ち、ストーリー性を重視し、そのストーリーに合わせた文化財登録施設をセレクトする必要があった。その過程では、登録から外れる自治体も出てくるので、非常に大きなハレーションもあった、とのことでした。

/神奈川県においては、神奈川県・横浜市・鎌倉市・逗子市の1県3市共同で、「武家の古都・鎌倉」の世界文化遺産登録を目指した取組みを進めて参りましたが、登録には至りませんでした。
「12世紀末、源頼朝のもとに集まった武家は、東国・鎌倉の地に都を築き、武家が政治を行う新しい時代を創った。そして鎌倉では、現代日本に大きな影響を与えた武家による新しい文化が生まれた。鎌倉の歴史的遺産は、武家が作った新しい時代とその文化の証」と考えておりました。
鎌倉大仏、鶴岡八幡宮、建長寺等寺社仏閣、北条氏常盤邸跡、切通等は、世界遺産にも相応しい歴史的価値があると考えておりましたが、今回の視察を通して、そうした私たち日本人的視点に立った登録活動ではなく、海外視点でストーリーを創り上げて、運動を展開する必要があったと改めて認識することができました。

【写真】: 昨日の集合写真/神奈川県議会 経済・産業振興特別委員会県外調査(3日目)/大牟田市役所においての 三池炭鉱関連世界遺産の取組み「三池炭鉱の世界遺産指定までの道のりと、その歴史的価値について」

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