本日 本会議初日(知事提案説明)/本会議終了後、議案説明会、正副委員長会、政務活動費連絡会、開かれた議会づくり検討小委員会等/私は本会議や議案説明会、開かれた議会づくり検討小委員会等に議員・委員として出席予定/神奈川県障害者施策審議会-障害者支援施設における利用者目線の支援推進検討部会(第2回)-

本日より、神奈川県議会 令和2年第1回定例会が開会しました。本日は神奈川県議会本会議(知事提案説明)、議案説明会 等が行われています。神奈川県議会においての提案説明とは、予算についての説明でありますが、議会で基本方針や政策についての姿勢を示すために行われる演説です。

本日の提案説明の中では、やまゆり園の指定管理者・再整備についても触れられ、発言がありました(後述)。
「重度障害者の地域移行」「大規模施設に寄らない障害者福祉の推進」という選択肢は、浅野史郎宮城県知事が最初に提示したものです。ブレずに信念を曲げずに通した結果、国をも動かし、他自治体にも広がり、日本の障害者福祉を変えました。浅野知事の改革からの20年間で、平成18年4月施行の障害者自立支援法、平成25年4月1日から「障害者自立支援法」は「障害者総合支援法」となり、障害者の定義に難病等を追加し、平成26年4月1日から、重度訪問介護の対象者の拡大、ケアホームのグループホームへの一元化などが実施されました。
広域自治体である都道府県知事には、大きな力があり、黒岩知事には、20年前に匹敵するような「福祉における地方からの改革」を実現して頂けるように期待しています。同時に私は、津久井やまゆり園事件という最悪の苦い経験をした黒岩知事にしかできない。とも感じています。
本日の黒岩知事の本会議にておいての提案説明では、津久井やまゆり園について、以下のように触れられました。いずれも、先の予算委員会の私への答弁とほぼ重複しているものでありますが、私も県議会議員として、利用者目線に立った新しい障害者福祉の実現、虐待のない「やまゆり園」の実現に向けて、取り組んで参ります。

=(知事提案説明2020.09.07)=
次に、津久井やまゆり園についてです。津久井やまゆり園事件から4 年を迎えました。今年も事件が起きた7 月26日に現地を訪れ、19名の尊い命に哀悼の意を捧げ、「ともに生きる社会かながわ」の実現に向けて歩みを進めることを改めて誓ってまいりました。
津久井やまゆり園利用者支援検証委員会の中間報告書では、虐待が疑われる事案など様々な課題が指摘されましたので、かながわ共同会が事実確認と原因究明を行い、現在、再発防止に向けて取り組んでいると承知しています。
また、中間報告書では、県も、指定管理者に障害者支援施設の運営を任せきりにしていると、厳しく指摘されました。県はこれを受け止め、過去の実態の検証を進めており、県自体も生まれ変わらなければならない、という自ら身を切る覚悟で取り組んでいます。
さらに、検証委員会による検証で得られた知見を他の障害者支援施設にも広げていくため、県障害者施策審議会に、「障害者支援施設における利用者目線の支援推進検討部会」を設置しました。7 月29日に第1 回検討部会を開き、本日、第2 回を開催します。この部会において、津久井やまゆり園も含めた支援の検証を行い、意思決定支援の取組みなども盛り込んだ上で、虐待ゼロの実現を目指し、障害者支援施設における未来志向の支援のあり方を検討してまいります。
事件を乗り越え、津久井やまゆり園の再生と検討部会での検討などのプロセスを通じて、日本の障がい福祉のあり方は神奈川から変わったといわれるような、利用者目線に立った新しい障がい福祉の実現に向け、全力で取り組んでまいります。
=====

また障害者福祉関係の補正予算としては、新型コロナウイルス感染症対策に係る福祉サービスの提供体制の維持について(福祉子どもみらい局関係)として、介護支援専門員法定研修における感染拡大を防止することを目的とした福祉人材養成確保事業費(12,872千円)や介護サービス事業所等への介護ロボットやタブレット端末等のICTの導入に対して補助する介護ロボット普及推進事業費(160,420千円)の他、障害者地域活動支援事業費(20,868千円)、障害福祉施設等感染症対策費(204,520千円)、介護施設等感染症対策費(3,657,727千円)、新型コロナウイルス感染症の拡大防止に係る指定管理施設の追加費用の負担として、障害福祉施設指定管理費(6,880千円)等が、幅広く計上されています。

※ 本日の本会議初日には、本会議終了後、議案説明会、正副委員長会、政務活動費連絡会、開かれた議会づくり検討小委員会等が予定されています。私は本会議や議案説明会、「開かれた議会づくり検討小委員会」等に議員・委員として出席します。

その後、県庁本庁舎大会議場で予定されている「神奈川県障害者施策審議会-障害者支援施設における利用者目線の支援推進検討部会(第2回)-」を傍聴します。
「神奈川県障害者施策審議会 障害者支援施設における利用者目線の支援推進検討部会」は、「津久井やまゆり園利用者支援検証委員会」による検証で得られた知見を生かし、県立障害者支援施設の支援の検証を行うとともに、利用者目線の支援など、障害者支援施設における未来志向の支援のあり方を検討することを目的として設置され、次の事項について検討しています。
① 虐待ゼロの実現、身体拘束によらない支援に関する事項
② 利用者本人の意思を尊重するなど利用者目線の支援に関する事項
③ 前2号を踏まえた障害者支援施設における支援のあり方に関する事項

/本日は、社会福祉法人北摂杉の子会 松上利男 理事長によるプレゼンテーションもありました。
グループホームの特徴としては、「刺激が少なく強度行動障害の方には適した環境。逆に言えば、施設は刺激が多いので、向かない」という趣旨のコメントは非常に印象的でした。

=グループホームの特徴と取り組み=
【特徴】
少人数での暮らし
・刺激が少なく強度行動障害の方には適した環境。また、支援者からは、ひとりひとりの暮らしがよく見える。
・さらに一人暮らしのニーズも見えてきた。
医療との連携は取りやすい
・訪問看護や訪問診療が受けれるなど、医療との連携がとりやすい。その為、今後の高齢化の支援に対応している。
対応の統一が難しい
・非常勤スタッフが主戦力となっており、対応の統一が難しい。
・逆に一人で抱え込んで支援しているホームもある。

【取り組み】
毎週ミーティング
・対応の統一を図るため、主な支援員が集まり、毎週ミーティングを実施してケーススタディを行っている。
・1週間の状況を共有し、次の1週間の対応の統一を図っている。
ご利用者に合わせた設計(環境)
・特性に合わせてオーダーメードの環境(合理的配慮のある環境や一人暮らしの環境も設定している。)
PDCAサイクルを回す
・ご利用者、ご家族に満足度調査の実施。
・支援員にはSW(強み弱み)分析を行い組織分析を実施。
・上記結果を事業計画に反映し、支援内容や環境の改善に取り組む
=====

現在コメントは受け付けていませんが、トラックバックを送信できます: トラックバック URL
%d人のブロガーが「いいね」をつけました。