カテゴリーアーカイブ: 佐藤知一コラム

オガール紫波・オガールプロジェクト現地調査・視察/メリハリの効いた公共施設/デザインこそ追及ポイント/コストを削ってもダサくしてはダメ/補助金に頼らない

本日は、午前・午後共に「岩手県紫波町のオガールプロジェクト」の視察をさせて頂きました。オガールプロジェクトは、オガールベース株式会社、オガールプラザ株式会社、オガールセンター株式会社、紫波グリーンエネルギー株式会社等々、別会社組織としているため、午前・午後共に説明者の皆様も受け入れ施設も異なっています。

年間270を超える視察を受け入れる自治体施設(圧倒的に全国一)ということで、本日も、午前の視察は、「地域社会での自然エネルギー発展可能性の研究」をされている別府大学の阿部博光教授とご一緒させて頂きました。午後は、私達の他に二つの自治体職員・関係者の皆様と共に視察をするという県政調査においては、珍しい経験をさせて頂きました。

午後は、主にオガール紫波株式会社 八重島雄光取締役にご説明・ご案内頂きました。人口3万4000人弱の町の駅前施設に年間80万人超(一般市民を入れると優に100万人を超えるとのこと)の人が集まる施設です。岩手県紫波町のオガールプロジェクトの構想を描いた中心人物が、オガールプラザおよびオガールベース代表取締役の岡崎正信氏です。「消費を目的としない人を集める」「補助金に頼らない」という従来の常識からかけ離れたまちづくりのコンセプトが私たちにとっては、非常に新鮮で、まさに目から鱗の発想です。

本日午後に視察をしたオガールベースは、「日本初の国際規格をクリアしたバレーボール専用アリーナ」「補助金に頼らない経営」「役場、オガールタウン等と連動した日本初の地域熱供給システム」「駅、役場、オガールプラザ等と連携した複合多機能施設」であります。

【メリハリの効いた公共施設】
日本初のバレーボール専用アリーナは、「国際大会で使用されるフランス製の床材(タラフレックス)を採用しています。ジャンプしてからの着地や、走行時の衝撃などから、選手の怪我を防止するということで、国際大会では「タラフレックス」は常識というよりも、絶対条件であるとのことです。また、大型スクリーンが常備され身体パフォーマンスをすぐに確認できるという設備がある一方で、観客席はなく、配管もむき出しです。こうしたメリハリの効いた施設だからこそ、全日本クラスが、ここを練習場に選びます。全日本クラスのトッププレイヤーが合宿を行うということは、アマチュアや子供たちも含めて、日本国中のプレイヤーもこの施設を目指します。

【デザインこそ追及ポイント/コストを削ってもダサくしてはダメ】
この施設を創るにあたって、一番の訴求ポイントはデザインであったそうです。まず最初に専門家を集めて「紫波町オガール・デザイン会議」をつくり、オガール地区のデザインガイドラインを定めました。

紫波町を中心とした半径30km内には、60万人の人が住んでいます。この都市圏の中で、「あそこに行きたい」と思えるような場所とする必要があるし、「ダサいところには、人は集まらないし、住みたいとも思わない」とのことでした。
「田舎にこそ街が必要だ。」というのは、環境景観にこだわり、田んぼの中の北斎美術館で有名な長野県小布施町長の名言ということでありますが、駅前に広がる空間は、イメージ戦略の一環でもあり、同僚の米村議員曰く、「都会にも匹敵する奇麗な街空間(佐藤のうろ覚えですが)」との感想を持たれていました。
まちづくりにおいて、「ダサいのはダメ」という観点は、とても重要なことで、私自身も、非常に強く思っています。

「それぞれの建物、一つ一つのサイン、個性はありつつ、統一感のあるまち。(デザイン会議  佐藤直樹委員)」

【デパートや工場の誘致はしないし、むしろ要らない】
商業による集客というのは普遍的な集客でありません。紫波町に住んでいる人たちは、平気で、何のためらいもなく盛岡に買い物に行きます。アマゾンでも買うわけです。
「地元の駅前だから買おう」ということは、基本的にはない。ただ、小売りのマーケットが大きくならなければ不動産の価値は上がらない。
必要なものは「人気」です。そのために必要なものは、普遍的な集客装置、つまり、どんな時代になっても必ずここに人が集まるという仕掛けである。
普遍的な集客装置とは、消費を目的としないパブリックな場のことです。オガール紫波には、紫波町には図書館と役場庁舎の設置・移転を依頼し、岩手県フットボールセンターを誘致した。
「普遍的な集客装置をつくって人が集まれば、おのずとカフェ、居酒屋、ギャラリー、ショップなどのサービス業がそこに投資をするはずです。商業やサービス産業が生まれてくれば、おもしろい人や訪問者が増え、エリアにお金が落ちる。そして地域の不動産価値が上がっていく。そんな循環を意識しました」
「オガールプラザという建物の主たるコンテンツは図書館です。図書館に様々な人が集い、これがテナントの利益につながり、オガールにテナント料が入ることで、地代と固定資産税が紫波町に支払われるという循環ができてくる。」
「図書館というのは、非採算で、しかも維持費の高い公共事業です。だから町の財政が危うくなったときには真っ先に閉鎖が検討される。だからこそ「稼ぐ」という発想を持って取り組まなくてはいけない」とのことでした。

【補助金に頼らない】
2001年1月に第三セクター企業「青森駅前再開発ビル」の運営する複合商業ビルとして開業した青森駅前の青森市の「アウガ」は、その後、経営破綻しました。青森市はアウガの公共施設化に伴い、地権者床を青森市が買い取り、青森市に対する「青森駅前再開発ビル」の債務は、土地と建物で代物弁済させ、アウガは土地・建物ともに青森市の所有としました。
例えば、60億円のうち、補助金を40億円確保できたら、40億円をフルに使い、その後のランニンコストを考えず、稼働率の見積もりも甘いまま、空きテナントが目立つ立派な施設を建設するのが、これまで多くみられた公共事業の失敗でした。
(視察においては、経営破綻した青森市のアウガのほか、経営破綻はしていませんが、行政主導で行った再開発事業の 盛岡駅前のマリオス、秋田駅近くのエリアなかいち についても、かなり苦戦している旨、指摘されていました。)

オガール紫波は、想定した9つのテナントが入居してくれる賃料を先に聴取し、その上で、東北銀行からは10年間で返済を完了するという条件で、民間都市開発推進機構(MINTO機構)からは10年以内に配当を出すことを条件に融資を引き出しました。
金融機関の厳しい融資条件を満たすために、オガールプラザをコストが安く償却期間も圧縮できる木造建築にして、10年以内に配当を出すことを優先したとのことでもありました。
民間の商業施設部分にはシビアな事業計画が求められるわけです。こうした考え方は、公民連携であっても、公共事業においては、ありませんでした。
先に賃料についてのヒアリングをしているので、テナントも無理なく出店してくれますし、収益の計画も修正することがありません。事業化できるかどうかの判断により、当初、3階建ての木造建築としたかったけれども、2階建てにしたということでした。健全経営には、必要不可欠な判断基準です。

「稼ぐインフラ。身の丈に合った規模で造り、稼ぐ仕組みをきちんと考える。(オガールプラザ株式会社 代表取締役 岡崎正信)」

今回のオガール紫波の県政調査は、大変勉強になりましたし、今後の議会質問においても、活かして参ります。

【写真】: オガール紫波・オガールプロジェクト現地調査・視察の様子

【写真】:政治を志した29歳の私。 あれから19年。 早いものです。政治の原点、志を忘れぬよう、 これからも頑張ります。

政治を志した29歳の私。
あれから、19年。
早いものです。

政治の原点、志を忘れぬよう、
これからも頑張ります。

「かとう写真館」スタジオで撮影しました。
カメラマンの加藤芳明さんは、父の同級生で、私の日大藤沢高校の大先輩です。今も大変よくして頂いています。

藤沢市高倉にある「恵母地蔵尊」/家族揃って厚木神社に初詣/藤沢の母の実家に集まり親族で新年会

公職選挙法の規定により、新年のご挨拶等の制限があります。政治家はこの法律により、選挙区内の方に喪中葉書は勿論、クジ付き年賀葉書も(クジ無し葉書の年賀状・暑中見舞い・残暑見舞い等も)出すことはできません。年賀状等を頂きました方々には、時期を置いて、活動報告をお送りします。宜しくお願いします。

/本日は、午前中、家族揃って、厚木神社に初詣に参りました。

午後から、藤沢市高倉にある「恵母地蔵尊」(地域では長後の恵母地蔵と呼ばれています)にお参りに参りました。農地解放で土地を手放すまでは、母の父(私の祖父)の生家敷地内にあった我一族の乾守地蔵でした。
私の母方の祖父、渡貫幾治(藤沢市)は、趣味で歴史研究をし、いくつか随筆を出しています。そのうちの一つ「随想・大山街道繁昌記」は、歴史を研究される藤沢の有志の方々により、二度ほど出版されています。この中にも当時、渡貫家屋敷の北西(乾の方)に設置され、渡貫家の乾守りとして信仰されていたものであると記されています。明治40年頃にはイボ神様と呼ばれ、著者であり、私の祖父である渡貫幾治もイボ地蔵として石を積んだとの記載があります。

恵母地蔵尊は、綺麗な服も着せて頂き、地域の皆様に愛されている様子がみてとれます。とても感謝しておりますが、地蔵の傷み具合が気になりました。
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藤沢市HP)「恵母地蔵尊」明和4年(1767)冬、村は不作で江戸でも飢饉がおそい餓死するものが多く、この土地へ逃れてくる人が続きました。ある朝、餓えと寒さで凍死した母親の胸の中で泣く赤ん坊を見つけたお百姓さんが、母親を自家の墓地に埋葬し、その子を成人させ、嫁がせたとのことです。村の講中の人々が、この母の供養のためにお地蔵様を建て、恵母地蔵と名付けました。二百数十年前の話ですが、今もなお訪ねる人が絶えません。
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/これまでもこの本を基にした、歴史講座・歴史勉強会が、藤沢で開かれているようです。(他に「藤沢市史料集36 関東大震災と藤沢(上)Ⅳ『関東大震災 大地震(オオジシン)と筆者(ワタクシ)(渡貫幾治)』[昭和47年]」) 「随想・大山街道繁昌記」は、現在の厚木市の滞在についても詳細に記されています。例えば、大正3年、厚木の町にも電話も無かった頃に黄金井家の水車による自家発電により、電気設備があった事などが記されています。七澤も「ナラサワ」とわざわざふり仮名がふってありますが、七沢の(地元の)人は今でも「ナラサワ」と言います。細かい描写も実際に足を何度も踏み入れなければ記せない記述が多くあります。既に出版されていますが、歴史的にも価値のある記述と考えています。今は亡き私の祖父も、大正3年と5年に当時、玉川村だった小野から七澤に入った時には、自分の孫が厚木市や玉川地区に関わる仕事をするとは夢にも思わなかっただろうと思います。

閑話休題。藤沢市高倉にある乾守「恵母地蔵」にお参りした後は、藤沢の母の実家に集まり、親族で新年会を行いました。明日は、妻の実家(東京・目白)に新年の挨拶に参ります。

【写真】: 藤沢市高倉にある「恵母地蔵尊」/家族揃って厚木神社に初詣/藤沢の母の実家に集まり親族で新年会

Life is not fair – get used to it. 人生は公平ではない。それに慣れよ。

「Life is not fair – get used to it. 人生は公平ではない。それに慣れよ。」
今年も残すところあとわずかです。今年は、多くの仲間たちにとって試練の年となりました。この試練は、おそらく来年も続きます。
ある人は「有名人」、ある人は「お金持ち」、ある人は「世襲」、ある人は「元官僚・公務員」、ある人は「地元の名士」、ある人は・・・・。
不公平と嘆いても仕方ありません。年末年始、その状況から、どのようにして這い上がっていくかを考えるときとします。

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ビル・ゲイツがあるハイスクールでスピーチをした「学校では教えてくれない人生に役立つ11のルール」。
実際は彼自身の言葉ではなく、彼が抜粋でチャールズ・J・サイクスの著書「Dumbing Down Our Kids」からの引用とのことです。

———-Whether  you like Bill Gates or not…this is pretty cool. Here’s some advice Bill Gates recently dished out at a high school speech about 11 things they did  not learn in school. He talks about how  feel-good, politically correct teaching has  created a full generation of kids with no  concept of reality and how this concept  sets them up for failure in the real world.

RULE 1
Life is not fair – get used to it.
人生は公平ではない。それに慣れよ。

RULE 2
The world won’t care about your self-esteem. The world will expect you to accomplish something BEFORE you  feel good about yourself.
世界は君の自尊心を気にかけてはくれない。君の気分に関係なく世界は君が仕事を終わらせることを期待している。

RULE 3
You will NOT make 40 thousand dollars a year right out of high school. You won’t be a vice president with car phone, until you earn both.
高校を出てすぐ6万ドルの年収を稼ぎはしない。携帯電話を持った副社長にもならない。自分で両方を稼ぎ出すまでは。

RULE 4
If you think your teacher is tough, wait till you get a boss. He doesn’t have tenure.
先生が厳しすぎると思うなら、上司を持て。

RULE 5
Flipping burgers is not beneath your dignity. Your grandparents had a different word for burger flipping they called it Opportunity.
ハンバーガーを引っくり返すということは沽券(こけん)にかかわることではない。君たちの祖父母はハンバーガーを引っくり返すことを別の表現を使った。それはチャンス・機会と呼ばれた。

RULE 6
If you mess up,it’s not your parents’ fault, so don’t whine about your mistakes, learn from them.
君が失敗したらそれは両親のせいではない。文句を言わずに学べ。

RULE 7
Before you were born, your parents weren’t as boring as they are now. They got that way from paying  your bills, cleaning your clothes and  listening to you talk about how cool  you are. So before you save the rain forest from the parasites of your parent’s generation, try delousing the closet in your own room.
君らが生まれる前は、君らの両親は今のように退屈な人たちではなかった。そんな風になったのは、君らのために支払いをし、服を洗い、君らがどんなにいけてるか、という自慢を聞いているうちにそうなったのだ。親の時代から生存する寄生虫から森を守る前に、自分の洋服ダンスのダニ駆除から始めよう。

RULE 8
Your school may have done away with winners and losers, but life has not. In some schools they have  abolished failing grades and they’ll  give you as many times as you want to  get the right answer. This doesn’t bear the slightest resemblance to ANYTHING in real life.
学校は勝者・敗者を決めなくなったかもしれないが、人生は違う。学校によっては君が落ちこぼれないようにしてくれたり、正しい答えが導き出せるまで、何度でも機会をくれる。実際の人生とは全く似ても似つかない。

RULE 9
Life is not divided into semesters. You don’t get summers off and very few employers are interested in helping you find yourself. Do that on your own  time.
人生は学期ごとに分けられていない。夏休みは無いし、ほとんどの雇用主は君が自分を見出すことに興味を持たない。それは自分の時間にやれ。

RULE 10
Television is NOT real life. In real life people actually have to leave the coffee shop and go to  jobs.
テレビは本当の人生ではない。 現実では、人は喫茶店にいつまでもいられるわけはなく、仕事に行かなくてはいけないのだ。

RULE 11
Be nice to nerds. Chances are you’ll end up working for one.
オタクには親切にしよう。彼らの下で働く可能性が高い。

【写真】: Mount Fuji in the back, on the new Tomei Expressway before opening, test drive the Segway. お気に入りの一枚。富士山を背にして、開通前の新東名高速道路上で、セグウェイを試乗。

メモ: 「ディーター・ラムス 良いデザインの10の原則」

メモ:「ディーター・ラムス 良いデザインの10の原則」

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Good design is innovative. 良いデザインは、革新的である。

既存製品の形を真似るものでもなく、単に新奇性のための新奇性を生み出すのでもない。革新の神髄は、製品の機能すべてに明確に見て取れなくてはならない。

現在の技術的発展は、革新的なソリューションを生み出す新たなチャンスを提供し続けている。

Good design makes a product useful. 良いデザインは、製品を有用にする。

製品は使われるために買われる。それは、中心的機能においても付加的機能においても、明確な目的を果たさなければならない。デザインの最も重要な任務は、製品の有用性の効用を最大化することである。

Good design is aesthetic. 良いデザインは、美的である。

製品の審美的側面は、製品の有用性と不可分である。なぜなら、毎日使う製品は、私達の快適な暮らしを左右するからだ。

しかし、美しさを持ちうるのは、うまく考えられたものだけだ。

Good design makes a product understandable. 良いデザインは、製品を分かりやすくする。

それは、製品の構造を明らかにする。さらに良いのは、製品自体に語らせることができる点だ。ベストなのは説明を要しない。

Good design is unobtrusive. 良い製品は、押し付けがましくない。

目的を果たす製品は、道具のようなもの。装飾品でも芸術品でもない。したがって、そのデザインは中立的で控えめで、ユ-ザ-に自己表現の余地を残すものであるべきだ。

Good design is honest.良いデザインは、誠実である。

良いデザインは、実際以上に製品を革新的に、パワフルに、あるいは価値がありそうに仕立て上げない。守れない約束で消費者を操作しようとしない。

Good design has longevity. 良い製品は、恒久的である。

短期間のうちに時代遅れとなってしまうトレンドを追わない。うまくデザインされた製品は、今日の使い捨て社会における短命のつまらない製品とは大いに異なる。

Good design is consequent down to the last detail. 良いデザインは、あらゆる細部まで一貫している。

何も曖昧であってはならない。デザインプロセスにおける徹底と正確性は、ユ-ザ-への敬意を表す。

Good design is environmentally friendly. 良いデザインは、環境に優しい。

デザインは、安定した環境と分別ある原材料の使い方に貢献するものでなけれはならない。これには、現実の汚染だけでなく、視覚公害と破壊も含まれる。

Good design is as little design as possible. 良いデザインは、できるだけ少なく。

少ない方がよい。なぜなら、その方が本質的な点に集中でき、製品に重要でないものに悩まなくてすむ。純粋さに戻ろう! 簡潔さに戻ろう!
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まちの在り方を考える

まちの在り方を考える
日本創成会議が発表した消滅可能性都市リストには、東京・池袋駅を有し、人口増を続ける豊島区があります。
単身者流入は続いているものの死亡者数が出生者数を上回る「自然減」の状況が25年以上続いているのです。
つまり、単に人口が増えていても安心はできません。 

厚木市の場合
「厚木市人口ビジョンに 基づく地区別の将来人口推計」(平成293月)によると特定地域では、非常に急激な人口減少と高齢化が非常に深刻になるとされています。 

「市内4地区」
18年後(平成47年)の推計では、緑ヶ丘→人口減少比率=マイナス31%、老年人口比率=38・9%、玉川→同△22・7%、同40%、小鮎→同△21・3%、同37・4%、森の里→△15・2%、同59・4%と推計されています。
人口が大幅に減少した上、65歳以上が、人口の6割を占める地域が、厚木市内に今から18年後に出現します。

今後の人口減少・財政規模縮小を考えると現状の公共サービス継続は困難です。保有している老朽化施設維持も「課題」です。人口が減ると受益の分配から「負担の分配」を考える時代となり、場当たり的な政策は通じません。新しい発想と戦略で、頑張ります。

(以下、PDF )
「厚木市人口ビジョンに 基づく地区別の将来人口推計」(平成29年3月)

緒方夕佳 熊本市議会議員が、ゼロ歳児の乳児を連れて、議場の席に着いたことが大きなニュースになっています。

緒方夕佳 熊本市議会議員が、ゼロ歳児の乳児を連れて、議場の席に着いたことが大きなニュースになっています。
私は、基本的には、それぞれの議会でルールを決めて判断するべきと考えています。(緒方議員と私は面識もなければ、何の接点もありません)

ただ、他の自治体議会と同じに考えていけないことは、熊本市は被災地であり、現状も被災から懸命に立ち直ろうとしているところです。熊本市・熊本市議会では、現地視察の受入れも大きく制限しています。

熊本市子ども支援課が運営する「熊本市 結婚・子育て応援サイト」では、保育園の空き状況が検索できるシステムとなっています。平成29年11月2日時点の情報では、当該の緒方議員の住む熊本市東区では、保育園、認定こども園、地域型保育施設のいずれの施設でも、0歳児の空きはありませんでした。

私たち夫婦が授かった第一子(今は小学校2年生)も、最初は、認可保育園に入ることができず、待機児童となりました。我が家も共働きですので、無認可保育園に預けて仕事をしていました。当時は、現職の市議でありましたが、議員だからと言って、特権はありません。他の待機児童を抱えるご家庭と同じで、大変苦労しました。

被災地である熊本市の保育園の状況、無認可保育園も十分にあるのかどうかも含めて、承知していませんが、おそらく、厳しいと言われる首都圏よりももっと厳しい状況なのではないかと推察しています。(私の私見です)

みんなで力を合わせて、被災から立ち上がろうとしている状況ですから「議会に託児所を作ってくれ」と要求しても、まずは「被災地の復興にお金を使うべき」との意見もあるでしょうし、当該の議員もそう考えていたのかもしれません。

私は「熊本市議会で話し合って決めるべきこと」と思いますが、世の中には、無認可保育園にも子供を預けることができずに困り果てている子育て世帯も多くいます。そうした状況に対して一石を投じ、問題を提起してくれたことに大きな意味はあったと思っています。

議会は神聖なところですが、私が初当選した頃と比べても大きく変わっています。

2005年9月14日、「総合的学習」の一環として職場体験に当時、厚木市議会議員だった私の所に中学生が来てくれた時のことです。妻田北地区住民との陳情対応、障害者作業所(白根工房)や地元のお店屋さん(床屋さん等)への訪問。教育長(厚木市三役)との面会、タウンニュース(地元タウン紙編集部)へ訪問し、支社長や編集長との面談などを行いました。
が、当時のベテラン市議会議員から「こんな子供を神聖な議会に連れてきてとんでもない。遊びじゃないんだぞ。」と強い口調で一喝されました。その発言は、私に向けられたものでしたが、彼女(中学生)は、泣いてしまいました。

あれから12年、今では、中学生議会として、厚木市議会の議場を開放し、中学生に議論をさせています。神奈川県議会でも、高校生に議場を開放して、ハイスクール議会を毎年行っています。議場は神聖な所であることは、今も昔も変わりませんが、少なくとも昔なら、考えられなかったことです。

海外の事例を見ていても、今回、大問題とされた出来事も(遠からず)問題とならない時が来るのではないかと私は考えています。

はじめに記した通り、今回のことは、当該自治体議会(熊本市議会)で考えることであって、そこでの議論を経て得られた結果が、全国に広がり、定着するということになるのでしょう。私のいる首都圏とは、保育環境もそれを取り巻く周りの環境も異なるのではないかと思っています。

今回の事例は、議会での決まり事を守っていなかったのかもしれませんし、双方に言い分があると思います。オーストラリア国会等でも、当初は決まりごとに違反している状況であったが、その後、許されるようになったと承知しています。
私自身も賛否があっていいと思っています。
また、熊本市議会に「不適切な議会対応や差別的対応」があったとは、思っておりません。現状では、極めて常識的なご対応をされていると私は認識していますので、念のため。
併せてこれは、私の立場からは言いにくいことですし、また、現在、我が家は、ファミリーサポートにお願いしますが、無資格の方にゼロ歳児をお預けすることに抵抗を感じる方も多くいます。実は、我が家も、長男が0歳児の時は、無認可ではあっても保育園か、資格のあるベビーシッターさんにお願いしていました。特に初めて授かった子供でありましたし、自然な想いだと思います。

さらば 学生街の喫茶店「喫茶 まりも」

日吉「喫茶まりも」が来月閉店すると昨日(2017/11/16)の神奈川新聞(横浜地方版)に報道されました。

私の通ったキャンパスと違うので、日常的ではありませんが、学生時代も何度か利用していました。残念です。慶応義塾大学日吉キャンパスの日吉駅の反対側にあることから「ヒヨウラ」というのですが、食事の写真は、(ちょうど一か月前の)10月15日、慶應義塾大学の先輩たち、学生と一緒に昼食を「まりも」で食べた時のものです。
その時は、閉店することを知らなかったなぁ。私の通った慶応大学湘南藤沢キャンパスのある湘南台駅周辺にあった飲食店も、当時から、だいぶ変わりました。時代の流れとは言え、残念です。

(高知県梼原町)公営掲示板に掲示したポスターを選挙終了後、各陣営が一つ一つ剥がしてまわるという話/公営掲示板設置・撤去事業に、地元青年団やNPO・ボランティア団体など諸団体が落札して業務を行い活動費に充てるという話

10月25日・26日 一泊二日の日程で、高知県梼原町(雲の上の町 ゆすはら)・高知県庁(高知家)に県外調査に参りました。大変興味深いお話しも多かったのですが、景観を考えるうえで、興味深いと思った公営掲示板設置・撤去に関するお話を備忘録として書きます。梼原町で伺ったお話です。

1、公営掲示板に掲示したポスターを選挙終了後、すみやかに各陣営が一つ一つ剥がしてまわるという話。
総選挙に用いたポスター掲示板の撤去がまだ行われていないにもかかわらず、ほぼ全ての掲示板にポスターが貼られていません。聞けば、この地域(高知県梼原町)では、それぞれの立候補者は、選挙時に公営掲示板にポスターを掲示(ここまでは神奈川県も同じ)し、選挙終了後は、それぞれの陣営が、また一枚一枚、剥がしてまわるとのことでした。
これは、相当前から行われているこの地域の慣例とのことでした。こうしたことが慣例として行われている理由としては「(選挙が終われば)景観を守るため」「公営掲示板撤去時の負担を減らすため」ではないかとのことでした。

2、公営掲示板(選挙ポスター掲示用掲示板)設置・撤去事業に、地元青年団やNPO・ボランティア団体など諸団体が落札して業務を行い活動費に充てるという話。
もうひとつ、公営掲示板に関して驚いたことは、選挙時に使う公営掲示板の設置及び撤去を地元青年団やNPO・ボランティア団体など諸団体が落札して業務を行い活動費に充てることが、当たり前のことのように行われているということでした。地元消防団やPTA・保護者会が、入札に参加し落札して業務を請け負うこともあるとのことでした。

通常は、基礎自治体ごとに選挙ポスター掲示版の製作・設置・管理・撤収を事業者に業務委託します。「自治体が指定した規格の掲示板を製作し、表面に投票日等の案内表示を印刷」「指定した場所に、支柱や杭等で、掲示板を設置」「設置後から撤収までの保守管理」「選挙期日の翌日から掲示板等を撤収」を一括して委託します。梼原町において、掲示板の製作までを一括して委託しているかどうかは聞いておりませんでしたが、廃材(撤去後の掲示板や杭など)の流用・活用についても、希望者に対し、柔軟に対応しているとのことでありました。環境面を考えれば正しいことと思いますが、神奈川県内の自治体において、そのような対応をしている事例は(私の知る限り)ありません。

/高知県梼原町は、梼原は本気で移住促進を行い、実績を残しています。地域にある空き家を町がリノベーションして、移住者向けに開放(家賃は10,000〜15,000円)もしているだけでは足りなくて、町営住宅を新築し続けています。
人口3900人の小規模な町ながら、梼原は圧巻の「街並み」を実現しています。本当に町全体が綺麗で、美しいのです。選挙を目的とした政治用ポスター(街頭演説会告知用ポスター)もほとんど見かけませんでした。町民が一丸となって景観の視点から町の価値を上げることを意識しているようにも思います。町の景観を高めることが、観光客誘致につながるだけでなく、移住者を呼び込むこととなる。そして、それこそが、真に持続可能な発展をもたらすと知っているのだと思います。ブログ上においても、視察報告など、ここ数日、高知県梼原町(雲の上の町 ゆすはら)関係の投稿をして参りましたが、これをもって一旦、終わりにします。
2016年3月、北海道東川町へ県政調査に訪問した時もブログ上で「北海道上川郡東川町は、施策の全てが凄かった」とレポートしていますが、地域で人口減少が大きな課題となっている中、人口が増加している数少ない町に共通して言えるのは、突き抜けた努力と自治体の自己プロデュース力だと認識しています。

北海道にある東川町も高知県の山奥にある梼原町も先進的な取組みが、町の施策の随所に見られて書ききれないほどです。妥協を許さないアグレッシブな姿勢は、見習うべきものが多くあると佐藤は考えます。
私自身がこれまでも提案してきた「コンセプト タウン concept town・コンセプト シティ concept city のまちづくり」にも通じるものです。町づくりの施策全体につらぬかれた、骨格となる発想や観点こそ、大切にしていかなければなりません。感覚・直観だけで施策展開を行うのではなく、どのような町・街の特性、効用、あるいはイメージを構築したらいいのかを明確に概念化し、それに基づいて施策をつくり、徹底的に取り組んでいくことが必要です。

グッドウイルの獲得について/神奈川県議会常任委員会A日程「総務政策、防災警察、県民スポーツ、環境農政 4常任委員会」開会

投票してもらうということは、候補者が「自分に対する投票理由」の説明をし、有権者の共感と納得を得るというコミュニケーションの結果によってのみ実現されるものです。
グッドウィルとは、一般市民・消費者が、企業やブランドに対して抱く好意の総称ですが、我々現職議員や候補者、そして政党が、このグッドウィルの獲得に対して、どれほど意識して取り組んできたかが実際に問われ、結果として形となるのが、選挙です。

今回の衆院選総選挙は、始まる前(選挙公示前)から、勝負がついてしまった感があります。小池百合子東京都知事は、我々よりも、数段グッドウィルの獲得に敏感で貪欲であったということです。

中には、例外もいますが、私達議員は、世間一般のイメージよりも、地道に働いています。
ただ、この自身のグッドウィルの獲得という視点で、日々活動している議員や候補者は、地方・国政を問わず、ごく少数です。

使命感の認識があれば、自らのグッドウィルの向上については、いい加減には、できないはずですが、私も「軽薄なパフォーマンス」と指摘されることが多くあります。

選挙に強い議員は、皆、着る服は、もちろん、使用するカバンにまで気を配っています。高級車に乗るか、軽自動車に乗るか、よれよれのスーツか、イタリア製スーツか、それぞれの意味づけをしながら、意識をして使用しているはずです。我が党にも選挙に強い議員がたくさんいて、意識か無意識か、実践しているはずなのですが、これが「政党・グループ」となると全く実践できていません。

この夏もある政治塾に講師としてお招き頂き、セルフプロデュースについて2時間弱、以上のようなお話を中心に講義をさせて頂きました。

私は、民進党に残って、選挙期間中も「いち地方議員」として比例票の掘り起こしに精いっぱい頑張ります。(地元神奈川16区に候補者擁立の気配は全くないですが、擁立されれば、その方を応援をします)

/本日も朝一番で県議会に登庁しました。
午前10時30分から、神奈川県議会常任委員会A日程として、総務政策、防災警察、県民スポーツ、環境農政の4常任委員会が開かれます。私は、総務政策常任委員会に所属しています。神奈川県議会において、総務政策常任委員会は、8つある常任委員会の県政順位第一位ということもあり、(委員会採決日は)全ての常任委員会の終了を待って、閉会となります。一番最後まで残り、責任を果たす役目があります。

/神奈川県議会常任委員会は、常設されている委員会で、それぞれの所管事項について調査、本会議から付託された議案や請願・陳情を審査します。現在は、条例によって8つの常任委員会が設置されており、議員はこのうちいずれか1つの委員会に所属(議長は除く)しています。私も総務政策部会の部会長として、今議会も質問に立つ準備をしています。しっかりと県民目線に立った質問に心がけます。