南足柄産の茶葉から基準値超す放射性セシウム

本日15時から、黒岩祐治神奈川県知事記者会見が行われ、南足柄産の茶葉から基準値超す放射性セシウムが検出されたと発表しました。新聞の電子版やテレビ・ラジオなどで、ご存知の方も多いと思いますが、出荷自粛についても合わせてコメント致しました。知事発言の通り、 5月6日以降出荷されたものについてもは、県民の皆様も、回収に協力して下さいます様、宜しくお願いします。
/上記は、核種別放射能濃度について「放射性ヨウ素」「放射性セシウム」の検査が、民間分析機関にて行わた結果によるものです。平塚市のホウレン草(露地)、相模原市の小松菜(露地)、南足柄市の茶葉(生茶・露地)から採取(5月9日・10日)され検査を受けました。平塚市のホウレン草、相模原市の小松菜については、いずれも検出されませんでした。南足柄市の茶葉については、二度の検査が行われ、基準値を超す放射性セシウムが検出されましたが、放射性ヨウ素については、不検出(検出されず)でした。

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知事コメント
○ 県では、県内産の農畜産物の安全・安心を確保するため、平成23年3月21日から神奈川県内で生産された農畜産物について放射能濃度について検査を行らております。
○ 今回、南足柄市で採取したチャ(生薬)から食品衛生法上の暫定規制値を上回る結果がでましたので、本日ただちに、出荷を控えるよう要請し、 5月6日以降出荷されたものについても回収を要請したところです。
○ 県民の皆様も、回収に協力してください。
○ その他の農畜産物については、不検出もしくは、規制値以内のものですので、県民の皆様には安心して食べていただきたいと思います。
○ 県としては、今後も県民に安全・安心の食品を提供するために、引き続き農林水産省や県内農業関係団体と協力しながら、検査を継続してまいります。
(以上、黒岩知事記者会見コメント要約)
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~以下は、神奈川新聞電子版(カナロコ)~
南足柄産の茶葉から基準値超す放射性セシウム(神奈川新聞2011/5/11) 「神奈川県は11日、南足柄市産の「足柄茶」の生葉から、暫定基準値を超える放射性セシウムが検出されたと発表し、今年産の出荷自粛と自主回収を呼び掛けた。 放射性セシウムが検出されたのは、9日に南足柄市内(露地)で採取されたチャ(生葉)で1キログラムあたり550ベクレルと570ベクレルを検出。これは食品衛生法上の暫定規制値(1キログラムあたり500ベクレル)を上回った。県は南足柄市と農協に出荷の自粛を要請した。放射性ヨウ素は不検出だった。」
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