月別アーカイブ: 3月 2016

早朝議会活動報告は本厚木駅北口他、中心市街地交差点(通算2128日目)。後藤祐一代議士と二人で街頭演説をさせて頂きました

本日も妻の出社を見送り(朝6時30分)、子ども達に朝食を食べさせたのち、子ども二人(長男6歳と長女3歳)を保育園に送り届けてから、本厚木駅北口他、中心市街地交差点に立たせて頂き早朝議会活動報告を行いました。平日毎日行っている早朝駅頭活動は本日で通算2128日目(延べ日数ではなく実数)となります。選挙の有無に関らず、可能な限り、毎朝、駅頭や交差点に立ち議会報告を行っています。このスタイルは、市議会議員時代から全く変わりません。

本日は、後藤祐一代議士と二人(とボランティアの方々)で、本厚木駅北口に立たせて頂きました。後藤代議士は朝6時から駅頭に立たれて、私は遅れて合流、8時に後藤代議士が撤収してからは、8時半まで本厚木駅北口、その後、中心市街地交差点に立たせて頂きました。その後、厚木の事務所へ参りました。

本朝の街頭活動では、民主党から民進党に変わったこと、今年夏に予定されているの参議院議員選挙(金子洋一参院議員)のこと、県議会(第一回定例会)での議論のこと等を中心に演説をさせて頂きました。多くの方にお声掛け頂きました。心より感謝します。

/本日この後は、厚木市内外を廻らせて頂き、夕方には、子ども達を早めに迎えに行きます。長男の小学校入学を前に保育園も最終日となります。

/県政調査から戻り、一息つきましたが、今年度中に対応するべき雑務等にあたっています。

【写真】: 早朝議会活動報告は本厚木駅北口他、中心市街地交差点(通算2128日目)。後藤祐一代議士と二人で街頭演説をさせて頂きました。

民主党・かながわクラブ北海道県政調査(平成28年3月28日~30日)/感謝の言葉と御報告

今回、3月28日から30日までの日程で、県政調査として私を含めて民主党県議団4名の議員が、北海道(上川郡東川町・旭川市・札幌市)に派遣されました。(同じ派遣期間で、他3組(他県議団員)が、それぞれの地域に派遣されました。)この県外調査は、地方自治法第100条第13項の規定に基づき、議案の審査又は県の事務に関する調査等のために、議員を派遣するものであり、通常の県外調査よりも重いものです。その成果を県議会に持ち帰り、会派で共有し、緒課題の解決に資するよう取り組むこととなります。

今回の視察にあたっては、水上美華 民進党北海道第12区総支部長(元北見市議会議員)に調査する際の現場対応等でアドバイスを頂きました。また、公務多用な中、西川将人 旭川市長は、私たちのためにわざわざ、面会のお時間をおつくり頂きました。実際、面会当日の北海道新聞では、西川将人市長の顔が大きく掲載されるほどの大きな事柄が複数報道されていました。(28日東京本社を訪問し社長に西武旭川閉店撤回を直談判/旭川グランドホテルを星野リゾートが46億円で買収/旭川市庁舎整備考える会設立総会)
西川将人旭川市長と水上美華総支部長は、小沢一郎政治塾の同期(第六期生)です。特に西川市長は、「日本航空 747ジャンボ機パイロット」の職をなげうって、政治の世界に入りました。厳しい状況の中で長い間、辛抱の末、旭川市長に御当選されました。現在3期目ですが、人口35万人の中核市(北海道第二都市)の首長として、御活躍されています。西川市長も水上総支部長も同じ釜の飯を食った仲間同士です。これまで以上に連携を深めて、地方自治の推進に力を尽くしてまいりたいと思っています。

また、東川町役場の視察では、松岡市郎東川町長、高橋昭典町議会議長、大澤聰副議長がそろって、最初から最後まで御対応頂きました。その後も竹部修司議会事務局長が、関係各所をご案内頂きました。町長も議長も行政視察には可能な限り対応するようにしているが、月の三分の二は公務で町外にいるので、このようなことは珍しいとのことでありました。

旭川市動物愛護センターあにまあるをご案内頂いた水上敏昭 旭川市保健所 衛生検査課長の「日々『いのち・生命』と向き合う場として、市民の皆様とともに歩んでいきたい」という強い想い。

正和電工株式会社の橘井敏弘社長の「資源化エコ バイオトイレ」にかける情熱は、まさに生涯をかけた執念を感じました。そして、社長と同じく、このバイオトイレの技術を途上国を中心とした世界に広めようと日々奮闘している大黒香那さんは、故郷の福岡市を離れ、旭川市に単身就職を決めた若き女性です。私たちにとても分かりやすくプレゼンをしてくれました。

最終日の北海道大学病院陽子線治療センターでは、清水伸一副センター長(北海道大学病院 放射線治療科准教授)から、主に北海道大学病院陽子線治療センターの特長である「スポットスキャニング法」や「動体追跡照射技術を用いた陽子線治療」についてのお話をお伺いしました。世界と競い多くの「世界初」を獲得してきた自信とこれからの成果を求めていく医師・研究者としての熱い気持ちを感じました。

今回の県政調査は、二泊三日という非常に限られた時間の中で、行われた現地調査・視察でした。今回の県政調査・視察を共にした松本清県議会議員からも「この度は、素晴らしい県政調査の企画をたてて頂き、 感謝申し上げます。 とても内容の濃い、有意義な視察でした。」との感想を頂きました。視察をお引き受け頂いた皆さま、茅野誠 調査団長をはじめ、同行して頂いた調査団メンバーの皆様、議会局や調査をお認め頂いた県議会の皆さまにも感謝をしつつ、私からの報告を終わります。

※ 正式な県政調査報告については、作成が出来次第、神奈川県議会県政調査一覧から閲覧できるようになります。

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【民主党・かながわクラブ北海道県政調査(平成28年3月28日~30日)調査個所・項目】
(調査団長・茅野誠 調査団員: 松本清、さとう知ー、中村武人)

1、調査箇所名: 東川町役場(上川郡東川町1丁目16番1号)
調査項目:  外国人留学生への日本語研修事業について
2、調査箇所名 ①旭川市議会事務局(旭川市6条通9丁目46番地) ②旭川市動物愛護センターあにまある(旭川市7条通10丁目)
調査項目: 犬や猫の殺処分を低減する取組について
3、調査箇所名 ①旭山動物園(旭川市東旭川町倉沼) ②正和電工株式会社(旭川市工業団地1条1丁目3番2号)
調査項目: バイオトイレについて
4、調査箇所名: 北海道大学病院 陽子線治療センター(札幌市北区北14条西5丁目)
調査項目: 最先端技術による陽子線治療について
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【写真】: 今回の視察にあたっては、水上美華 民進党北海道第12区総支部長(元北見市議会議員)に調査するにあたっての現場対応等でアドバイスを頂戴しました。また、公務多用な中、西川将人 旭川市長は、私たちのためにわざわざ、面会のお時間をおつくり頂きました。実際、翌日の北海道新聞では、西川将人市長の顔が大きく掲載されるほどの大きな事柄が複数報道されていました。(28日東京本社を訪問し社長に西武旭川閉店撤回を直談判/旭川グランドホテルを星野リゾートが46億円で買収/旭川市庁舎整備考える会設立総会)
西川将人旭川市長と水上美華総支部長は、小沢一郎政治塾の同期(第六期生)です。同じ釜の飯を食った仲間同士、これまで以上に連携を深めて、地方自治の推進に力を尽くしてまいりたいと思っています。

県政調査二日目(2016年3月29日午前): 旭川市動物愛護センター「あにまある」/犬の殺処分ゼロへの挑戦!/犬の殺処分は「設立以来ゼロ」なので、地下にある措置室(殺処分室)は、「(ケージ等が収納された)物置き」となっていました。

私は、昨年12月の本会議一般質問において、神奈川県動物保護センター建設基金への寄附を募るため、クレジットカードを活用した企業との連携を提案しました。その後、実際に提携先となったクレディセゾン 林野社長を知事と引き合わせて一部実現するなど、「犬猫殺処分ゼロ」施策の推進に力を尽くしています。(https://satotomokazu.wordpress.com/2016/03/18/38566/

県政調査二日目(2016年3月29日午前)は、黒岩知事を応援する立場で、「旭川市動物愛護センターあにまある」を訪問し、現地調査をさせて頂きました。
動物愛護センター「あにまある」は、「命の大切さを伝える施設」、「動物にやさしい施設」、「人と動物の正しい関係を学べる施設」を基本コンセプトとして、適正・終生飼養に関わる飼い主責任の啓発強化や、十分な収容期間を確保した中での譲渡の積極的な推進など、犬や猫の殺処分を極力低減する施策に取り組んでいます。当該施設は犬・猫を収容する保護施設だけでなく、動物に触れ合いながらペットの世話を体験できる「飼育体験室」 講習会などを開催できる多目的ホール、治療室を設置しています。犬の殺処分は「設立以来ゼロ」なので、地下にある措置室(殺処分室)は、「(ケージ等が収納された)物置き」となっていました。
「(旭川市も)先進的な取り組みをしているとはいえ、『神奈川県の場合は、犬猫殺処分ゼロ』施策の推進をより高いレベルで実施している」といったご意見もあるようですが、実は、旭川市のほうが進んだ施策を行っており、神奈川県も参考となるものがたくさんあります。
都道府県レベルの施策を市町村が行うと市町村のほうが、イノベーティブな施策推進がしやすい環境にあることから、総じて革新的取り組みが行われ易いものです。これは、私の経験からの仮説ですが、今回の現地調査も良いものを沢山、勉強させて頂きました。ここでは、具体に記すことはできませんが、さらに調査を進めて、新年度の質問として取り上げられるレベルまでブラッシュアップして参ります。

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調査箇所名: ①旭川市議会事務局(旭川市6条通9丁目46番地) ②旭川市動物愛護センターあにまある(旭川市7条通10丁目)
調査項目: 犬や猫の殺処分を低減する取組について
調査の目的: 同施設では、飼い主への適正・終生飼養の啓発強化、譲渡の積極的な推進などにより、犬や猫の殺処分を極力低減する施策に取り組んでいる。 同施設の動物愛護施策を調査することにより、本県の取組の参考に資する。
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【写真】: 県政調査二日目(2016年3月29日午前): 旭川市動物愛護センターあにまある/犬の殺処分は「設立以来ゼロ」なので、地下にある措置室(殺処分室)は、「(ケージ等が収納された)物置き」となっていました。

県政調査二日目(2016年3月29日午後): 環境に配慮した次世代型トイレ「正和電工社製のバイオトイレ」/食品残差に応用可能な技術

県政調査二日目(2016年3月29日)午後は、「バイオトイレについて」について、現地調査を行いました。
環境に配慮した次世代型トイレ「バイオマストイレ」の設置状況視察(旭山動物園)、開発製造会社を訪問し、開発者である橘井社長にご説明・ご案内頂き、現地調査を行いました。「水を使わないトイレ」として、NETIS(新技術情報提供システム)に登録(登録No.HK-040017)され、15本の特許も取得している技術の集積でもあります。
また、ベトナム・クアンニン省の世界自然遺産ハロン湾と周辺の水質汚染を改善するため、同省政府と連携し、バイオトイレの普及に乗り出しています。既に実施した実証調査で生活排水浄化の効果が得られたため、今年3月、3種類20台を設置し、効果の検証、需要調査などを始めています。2020年には年間80台の出荷を目指すとのことです。

私の10年前に行った厚木市議会一般質問で実現した給食残差(食べ残し)のリサイクルですが、経費や臭いなどの関係で、現在は行われなくなっていました。過日、望月真実市議が厚木市議会一般質問で、再度、取り上げて頂き、厚木市環境部・厚木市教育委員会が協力し、生ごみ分解装置「バクテリア de キエーロ」の一部導入(実験)を実現しました。

食品残差の問題は、私のライフワークの一つでありますが、今回、視察にお伺いした「正和電工社製のバイオトイレ」も食品残差に応用可能な技術です。非常に興味深く、今回視察に伺った他のメンバーも「神奈川県でも早急に導入を進めるべきだ」との意見が多く出ておりました。引き続き研究を進めて参ります。

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①旭山動物園(旭川市東旭川町倉沼) ②正和電工株式会社(旭川市工業団地1条1丁目3番2号)
調査項目: バイオトイレについて
調査の目的: 旭山動物園では、急増した来園者のトイレ問題を正和電工社製のバイオトイレを導入することで解消しており、このバイオトイレは、オガクズを使用することで、水を使わず環境に優しいだけではなく、断水時や災害時などでも使用できる利点がある。 バイオトイレの有効性について現地での取組も含めて調査することにより、本県の取組の参考に資する。
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【写真】: 県政調査二日目(2016年3月29日午後): 環境に配慮した次世代型トイレ「正和電工社製のバイオトイレ」/食品残差に応用可能な技術

県政調査:北海道大学病院を訪問し、「最先端技術による陽子線治療について」調査/「スポットスキャニング法」や「動体追跡照射技術を用いた陽子線治療」についてのお話をお伺いしました

県政調査最終日の本日は、北海道大学病院を訪問し、「最先端技術による陽子線治療について」調査をさせて頂きました。清水伸一副センター長(北海道大学病院 放射線治療科准教授)から「北海道大学病院陽子線治療センターについて」、主に北海道大学病院陽子線治療センターの特長である「スポットスキャニング法」や「動体追跡照射技術を用いた陽子線治療」についてのお話をお伺いしました。実際にシステムの裏側(撮影は全面禁止)にもご案内頂き、副センター長からご説明を頂きました。

陽子線治療は、「陽子」を加速させたものを体の外から病変に当てて治療する放射線治療です。「陽子」は水素の原子核(水素原子から電子を一つ取り去ったもの)で、この陽子を束にして加速したものが陽子線です。放射線治療に用いられる放射線には陽子線のほかにX線、電子線、ガンマ線、炭素線、そして「神奈川県立がんセンターで採用している重粒子線」等があります。

一説には、神奈川県で採用している重粒子線は、「線量の集中性」において、陽子線よりも更に集中性が優れている、また、「細胞の殺傷効果」においては、陽子線より2~3倍の効果があるといわれていますが、北海道大学病院 陽子線治療センターの陽子線治療は、スポットスキャニング法という方法を用いています。このスポットスキャニング法は、腫瘍を照射する陽子ビームを細いまま移動させて次々とピンポイントに照射していく技術で、複雑な形状をした腫瘍でも、その形状に合わせて高い精度で陽子ビームを照射できるので、正常部位への影響を最小限に抑えることが可能です。
この方法は、ビームの生成過程で失われるエネルギーが少なく、ビームの利用効率が良いという特長があります。またスポットスキャニング法では、治療の際に使用する器具が必要ないため、放射線廃棄物の低減になり、また散乱体法で懸念されている二次発がんの減少が期待されます。
動いている対象にも放射線を照射(動いている「がん」を追尾しながら照射)できる技術は、世界からも注目されており、非常に画期的な技術です。今後、陽子線治療の主流になると言われています。

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調査箇所名: 北海道大学病院 陽子線治療センター(札幌市北区北14条西5丁目)
調査項目: 最先端技術による陽子線治療について
調査の目的: 同施設では、腫瘍を照射する陽子ビームを細いまま移動させて、ピンポイントに照射する技術である「スポットスキャニング法」を陽子線治療に用いており、この治療方法は、複雑な形状をした腫瘍でも、高い精度で陽子ビームを照射できることから、正常部位への影響を最小限に抑えることができるため、患者への負担が少ない。 同施設のがん治療の取組を調査することにより、本県の取組の参考に資する。
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【写真】: 清水伸一副センター長(北海道大学病院 放射線治療科准教授)から「北海道大学病院陽子線治療センターについて」、主に北海道大学病院陽子線治療センターの特長である「スポットスキャニング法」や「動体追跡照射技術を用いた陽子線治療」についてのお話をお伺いしました。実際にシステムの裏側(撮影は全面禁止)にもご案内頂き、副センター長からご説明を頂きました。
※ 撮影が許可された場所でのみ、撮影し、掲載しています。

本日、県政調査最終日。しっかりと調査してまいります。

本日、県政調査最終日。しっかりと調査してまいります。
(昨日と本日の写真報告は後ほど、アップします)

調査箇所名: 北海道大学病院 陽子線治療センター(札幌市北区北14条西5丁目)
調査項目: 最先端技術による陽子線治療について
調査の目的: 同施設では、腫瘍を照射する陽子ビームを細いまま移動させて、ピンポイントに照射する技術である「スポットスキャニング法」を陽子線治療に用いており、この治療方法は、複雑な形状をした腫瘍でも、高い精度で陽子ビームを照射できることから、正常部位への影響を最小限に抑えることができるため、患者への負担が少ない。 同施設のがん治療の取組を調査することにより、本県の取組の参考に資する。

北海道上川郡東川町は、施策の全てが凄かった。

北海道では地域で人口減少が大きな課題となっている中、人口が増加している数少ない町、(上川郡)東川町に昨日、県政調査でお伺いしました。
松岡市郎東川町長、高橋昭典町議会議長、大澤聰副議長、増田善之写真文化首都創生課長、竹部修司議会事務局長に説明者として、ご対応頂きました。竹部事務局長によれば、町長も議長も行政視察には可能な限り対応するようにしているが、月の三分の二は公務で町外にいるので、このようなことは珍しいとのことではありました。

東川町役場での行政視察のあとは、公用車で、竹部修司議会事務局長に新しく開校した東川小学校、留学生寮などをご案内頂きました。新設された東川小学校は、凄かったです。私も多くの学校を視察訪問させて頂いておりますが、これほどの施設を備えた小学校は見たことがありません。立派な大学施設と比してもそん色ないレベルです。

私はこれまで、東川町という自治体をそれほど意識したことがありませんでしたが、非常に刺激を受けました。
北海道の小さな東川町ですが、2013 年 12 月に台北に観光案内所を設置(運営は 台湾にある日系資本の企業が請け負う)したことを皮切りに、韓国、タイ(バンコク)にも事務所を構えています。
こんな自治体は聞いたことがありませんし、何より、松岡市郎東川町長のきわめて前向きで、アグレッシブな姿勢に驚きました。先進的な取り組みは、町の施策の随所に見られて書ききりません。町の職員を海外に長期出張させる取り組みも派遣した数を見れば、普通の感覚では、議会の理解を得ることは難しいものですが、同じ方向を見る中で、成果を出し続けています。

【写真】: 北海道上川郡東川町は、施策の全てが凄かったです。ご対応頂いた松岡市郎東川町長、高橋昭典町議会議長、大澤聰副議長、増田善之写真文化首都創生課長、竹部修司議会事務局長ほか、職員の皆様に感謝します。

県政調査視察先メモ:東川町立東川日本語学校/東川町短期日本語・日本文化研修事業

◇設立の経緯
1985年に東川町が「写真の町に関する条例」を制定するとともに、「写真の町宣言」で、世界に開かれたまちづくりの創造を目指す中で、国際交流・国際貢献の一環として2009 年に東川町短期日本語・日本文化研修事業を開始しました。2014年まで5年間事業を実施し、およそ1 , 000名の受入れを行なってきた実績を踏まえ、東川町の自然環境や文化的地理的な環境を生かし、日本語教育を通して世界各国と交流をすることで多文化共生社会実現の推進につなげていくべきと考え、全国初となる公立日本語学校の設置認可申請を2014年10月に札幌入国管理局に対して行いました。そして2015年10月に設置認可の内示を受けたのち、2015年8月26日付官報で告示を受け、正式に日本語教育機関として認可されました。その後、2015年10月1日をもって正式に東川町立東川日本語学校として開学し、翌10月2日に開校式を行いました。

◇設立目的
・日本語、日本文化を世界に広め、日本語教育を通して国際貢献を行う。・東川町を世界に向けてPRし、世界に開かれたまちづくりを推進する。
・交流人口を増やし、地域および地域経済の活性化を図る。

◇東川町立東川日本語学校概要
校名: 東川町立東川日本語学校
所在地: 上川郡東川町北町1丁目1一1 設置代表者・東川町長松岡市郎校長・三宅良昌
開設年月日. 2015年10月1日
設置コース: 1年コースおよび6ヶ月コース
募集定員: 1年コース20名、6ヶ月コース40名
学費・1年コース-800 , 000円、6ヶ月コースー400 , 000円

◇東川町立東川日本語学校の特徴
・全国初となる公立の日本語学校である。
・奨学金制度が充実しており、他の日本語学校に比べて授業料が安い。
・旧東川小学校校舎の跡地利用。
・豊かな自然のもと、学習に集中できる環境( =適疎)

◇授業内容
毎日行われる日本語の授業については、45分/コマの授業を1日4コマ行っています。
テキストは受講者のレベルや受講期間に応じて選定し、「読む」「書く」「聞く」「話す」の四技能を総合的に伸ばすことを目指し授業を行っています。また、学生とのコミュニケーションを重視し、授業の中で質問・応答を多く取り入れることで、間違いを恐れずに日本語を話してもらう環境づくりを心がけています。一般的には午前中で授業が終わる日本語学校も多い中で、午後に自習や日本語能力試験( JL円)対策の授業をすることで学習時間を増やし、6ヶ月や1年といった比較的短期間での日本語能力向上を図ります。
【東川町短期日本語・日本文化研修事業】

◇事業開始の経緯
東川町短期日本語・日本文化研修事業は、2009年夏に韓国から3 3名の学生をおよそ1ヶ月の期間で受入れたことから始まりました。
当事業を開始したきっかけは、1 9 9 0年代に東川町の北海道情報処理専門学校(現:旭川福祉専門学校)で日本語を学習した韓国の留学生が2 00 7年に来町した際、町長に「東川町では少子化の影響もあり、私が留学していたころより学生が少なくなっていて、昔に比べると活気がなくなっている。韓国には日本語を勉強したいと思っている学生がたくさんいるので、自分も日本語を学んだ東川町で日本語学習の機会を設けてくれないか」と持ちかけ、翌2008年に町が韓国・水原市で現地調査を行ったところ、ニーズがあるということが分かり、町内に立地する(学)北工学園旭川福祉専門学校の協力を得て、2009年夏に受入れをスタートしました。
その後、台湾からの要望を受け、2010年夏より受入れを開始し、2011年には国の交流事業を活用して、中国から日本語研修生を受入れました。
年々、受入れ国及び人数が増大し、平成27年4月末までに東アジア諸国を中心に1 6ヶ国から合わせて1 , 300名を超える人数が受講しています。

本日より県政調査として北海道(上川郡東川町・旭川市・札幌市)に派遣されます

先日閉会した第1回定例会本会議で、私を含めて民主党県議団4名の議員を県議会として派遣することが決まりました。(同じ派遣期間で、他3組(他県議団員)の派遣が決定されています)
私は、本日3月28日から30日までの日程で、県政調査として北海道(上川郡東川町・旭川市・札幌市)に派遣されることになります。この県外調査は、地方自治法第100条第13項の規定に基づき、議案の審査又は県の事務に関する調査等のために、議員を派遣するものであり、通常の県外調査よりも重いものです。その成果を県議会に持ち帰り、会派で共有し、緒課題の解決に資するよう取り組むこととなります。

※ 県政調査報告については、作成が出来次第、神奈川県議会県政調査一覧から閲覧して頂けるように致しますが、ここでは簡単な概要(予定)を掲載します。

【民主党・かながわクラブ北海道県政調査(平成28年3月28日~30日)概要について】
(調査団長・茅野誠 調査団員: 松本清、さとう知ー、中村武人)

1、調査箇所名: 東川町役場(上川郡東川町1丁目16番1号)
調査項目:  外国人留学生への日本語研修事業について
調査の目的: 東川町役場では、平成21年より「東川町短期日本語・日本文化研修事業」を開始し、アジアからの外国人留学生を積極的に受け入れており、町の魅力を世界へ発信することで、交流人口が拡大し、地域の活性化を図っている。 同町の外国人留学生支援施策を調査することにより、本県の取組の参考に資する。

2、調査箇所名 ①旭川市議会事務局(旭川市6条通9丁目46番地) ②旭川市動物愛護センターあにまある(旭川市7条通10丁目)
調査項目: 犬や猫の殺処分を低減する取組について
調査の目的: 同施設では、飼い主への適正・終生飼養の啓発強化、譲渡の積極的な推進などにより、犬や猫の殺処分を極力低減する施策に取り組んでいる。 同施設の動物愛護施策を調査することにより、本県の取組の参考に資する。

3、調査箇所名 ①旭山動物園(旭川市東旭川町倉沼) ②正和電工株式会社(旭川市工業団地1条1丁目3番2号)
調査項目: バイオトイレについて
調査の目的: 旭山動物園では、急増した来園者のトイレ問題を正和電工社製のバイオトイレを導入することで解消しており、このバイオトイレは、オガクズを使用することで、水を使わず環境に優しいだけではなく、断水時や災害時などでも使用できる利点がある。 バイオトイレの有効性について現地での取組も含めて調査することにより、本県の取組の参考に資する。

4、調査箇所名: 北海道大学病院 陽子線治療センター(札幌市北区北14条西5丁目)
調査項目: 最先端技術による陽子線治療について
調査の目的: 同施設では、腫瘍を照射する陽子ビームを細いまま移動させて、ピンポイントに照射する技術である「スポットスキャニング法」を陽子線治療に用いており、この治療方法は、複雑な形状をした腫瘍でも、高い精度で陽子ビームを照射できることから、正常部位への影響を最小限に抑えることができるため、患者への負担が少ない。 同施設のがん治療の取組を調査することにより、本県の取組の参考に資する。

厚木北消防署清川分署「落成・開所式典」、内覧会/道の駅「清川」視察と買い物/第52回あつぎ飯山桜まつり「開会式」/野点(茶道)/本厚木駅北口にて民進党として行う初めての街頭演説を後藤代議士と共同で行いました

2016年4月1日から始まる厚木市と清川村の消防広域化に向けて、清川村煤ヶ谷の「厚木北消防署清川分署」が完成し、本日、開署しました。地元選出の県議会議員として、落成・開所式典、内覧会に後藤祐一代議士や黒岩裕治神奈川県知事、小林常良厚木市長、厚木市議会議員の方々と共に参列をさせて頂きました。
これまで常備消防を持たない清川村では、消防救急案件が発生した場合に厚木市など、近隣他市町の消防が出動していました。
清川村にとって長年の課題だった消防非常備の解消に向け2014年6月30日、清川村は厚木市と消防事務委託に関する規約を締結しました。この消防広域化に向け、村内に厚木市北消防署の分署が開設されるに至りました。清川分署は、これまで消防団の倉庫があった清川村煤ヶ谷のJAあつぎ清川支所前の土地に建設されました。分署の延べ面積は433・49平方メートルで、建築面積は404・83平方メートル。鉄骨造2階建てで、高規格救急自動車や消防ポンプ自動車、資機材搬送車を配備しています。この他、建物は事務室、仮眠室、ホースタワーなども備えられています。

/昨年11月21日(土)昼12時に開業した神奈川県内では18年ぶりに誕生する道の駅で、箱根町、山北町に続き3カ所目となった道の駅「清川」が、清川村に完成しましたが、本日、厚木北消防署清川分署式典・内覧会終了後、中を見させて頂きました。もちろん、パンや酒まんじゅう等、特産品の買い物もさせて頂きました。

/第52回あつぎ飯山桜まつりが明日3月26日(土)から4月3日(日)まで、飯山観音近くにある桜の広場や庫裡橋大門通り、飯山白山森林公園で開催されています。
本日二日目、開会式が挙行されました。
この催しは、厚木市と(一社)厚木市観光協会、飯山観光協会が主催し、同まつり実行委員会(西海幹男委員長)が実施主体しています。私は厚木市議会議員時代より、毎年欠かさず、お伺いしております。期間中は、午後8時まで桜がライトアップされ、夜桜を楽しむこともできます。
また、飯山白山森林公園 桜の広場にて行われている野点(茶道)も楽しませて頂き桜の花の下で、ゆったりとした時間をしばし楽しみました。

/民主党と維新の党が合流する「民進党」が本日27日、結成されました。発足に伴う党大会には、改革結集の会や無所属議員も参加し、衆参両院で156人の勢力となりました。
代表に就任した岡田克也代表は「自由、共生、未来への責任」を党綱領の理念とし、格差是正や立憲主義を掲げて「国民とともに進む」と強調し、二大政党の一翼として、再び政権交代をめざす目標を掲げました。
結党大会から数時間後の午後4時から5時30分までの間、後藤祐一代議士と私とで、本厚木駅北口にて、街頭演説をさせて頂きました。私と後藤代議士にとって、民進党として行う初めての街頭宣伝活動でした。民進党結成からすぐ、地元に戻り、街頭演説を厚木で行うことは、私たちの気概を表すものです。厚木市民の皆様に「この想いと気概」を伝えるべく、気合を入れて、街頭活動を展開しました。相模原南区の小林丈人市議も応援に駆け付けて頂きました。

/また、本日はイースター。厚木幼稚園のイースター礼拝には、妻と子どもたちが参列してくれました。イースターエッグを持って帰って大喜び。3歳の長女は、洗濯ものの取込みのお手伝いも良くできました。長男と長女と分け隔てなく、男も女も関係なく育てているつもりですし、我が家では、料理や洗濯は、私がやることが多いのですが、「お洗濯のお手伝い」は長女が喜んでやってくれます。不思議です。

【写真】: 厚木北消防署清川分署「落成・開所式典」、内覧会/道の駅「清川」視察と買い物/第52回あつぎ飯山桜まつり「開会式」/野点(茶道)/厚木幼稚園のイースター礼拝/長女の手伝い/本厚木駅北口にて民進党として行う初めての街頭演説を後藤代議士と共同で行いました