次の県民企業常任委員会(今週火曜日)には、会派を代表して、主に県民局所管の事務事業について80分程度の時間を頂き質問に立たせて頂く予定です。80分間の質問を行うには、部会で勉強会を行い、(並行して)その何倍もの時間を費やして、資料を読込み、答弁を想定しつつ質問を作り上げます。今回の質問には、過日提出された神奈川県緊急財政対策本部による「神奈川県緊急財政対策案」に触れることになります。これは「3年以内に県有施設全廃」「一時凍結の上、抜本的な見直し(補助金助成金をゼロベースで見直す)」と知事が県民と交わした約束でもあります。私自身は、その荒っぽいやり方を遺憾に思っている所ですが、今回の質問にあたって、調べるうちにどうしても足を運ばなければならないと思った施設が一か所ありました。それが、神奈川県立藤野芸術の家です。横浜の中心地にある「県民ホール」や「芸術劇場」「音楽堂」「神奈川近代文学館」が、運営の継続を許される中、かながわアートホールと共に「委譲を含めた検討」対象とされたのが、藤野芸術の家です。県民ホールや芸術劇場は、稼働率が7割から9割(知事の本会議での答弁=現場へは未確認)であり残すとの答弁も一般市選出の県議会議員としては、その理屈付けは、全く理解が出来ません。そうした思いから、「準備の時間を削ってでも、現場に出かけなければならない」と思った次第です。現場主義を掲げて、政治を行っている私ですから当然のことではありますが、そうした思いを強く持っています。
/厚木市の私の自宅からは(片道)車で1時間弱かかる所にある藤野芸術の家ですが、妊娠後期の妻と元気いっぱいの子ども(2歳半)を連れて、本日出かけて参りました。現地では、妻と子は、施設内で時間を費やし、その間、私が職員の方に御案内頂きました。「芸術棟1F・工房(アートフロアー)/木の工房、土の工房、自由工房、ギャラリー」「芸術棟2F・クリエーションホール、会議室、情報フォーラム」「芸術棟3F・音楽スタジオA~C」「宿泊棟・部屋、浴場」「野外スペース・キャンプ場、広場」など、ほぼすべての施設を御案内頂きました。昼食は、施設内のレストラン「ゆずの里」(23年4月1日オープン)にて頂きました。
/詳細については、委員会質疑にまわしますが、日曜日で台風が近づいている時間帯(午前中)であるにも拘らず、地元の方を含む多くの親子連れがいらしていました。工房やギャラリーは、ほぼ一杯で、レストランも多くの方が利用され、テーブルもほぼ埋まっていました。ホールでもダンスのレッスンが行われていました。
/先ほどから、強い雨が降り始めました。夜は、事務所ご近所の方の通夜に参列させて頂く予定です。