本日も 決算特別委員会審査(質疑)です。本日も質問に登壇しました。4連投となり、質問機会は今期の決算委員としては、かなり多いほうだと思います。4回とも、会派(県議団)の持ち時間を全て頂いています。とは言え、持ち時間が足りなかったです。
本日の決算審査は、第10款 警察費と 第11款 教育費 についてでありました。私は主に教育費について、質問を致しますが、冒頭、警察費、特に信号機について、いくつか確認をさせて頂きました。
1、
警察費については、主に信号機の設置についてでありました。
私自身も、子供たちやお年寄り等、交通弱者の安全を考えた上で、スクランブル交差点への改良をこれまでも要望して参りました。
ただ、近年、厚木に在住のアイメイト、いわゆる盲導犬を連れて外出されている方から、スクランブル交差点を増やして頂きたくないとの声を頂きました。犬の視力はモノクロと言われて色の識別ができません。アイメイト協会での歩行訓練を受けている盲導犬であっても、信号を読むことはできないわけです。交差点の車の音で判断をするということで、交差点で自分が立っている前を車が行き交っていれば赤信号、渡ろうとする同じ方向の車が動きだしたら青信号と判断して渡るそうであります。
交通量が少ない交差点では、赤で車が来ないのか、車の流れが途絶えて来ないのかの判断が非常に難しいということで、交通量の少ない交差点は人の通りも少なく、人に尋ねることもできないとのことです。不安、恐怖を感じるのは、交通量の少ない、音響式信号が設置されていない交差点であると伺っています。
また、子を持つ親として一番心配なのは、交通事故であり、危険個所には、横断歩道を設置して頂きたいとの声も多く頂きます。そうした視点から、いくつか、30年度の警察費についての質疑にあたりました。
2、
教育費については、一つ目として「教員の働き方改革の推進について」質疑を行いました。例えば、特に中学校の部活動の指導指導についてでありますが、
「教職員給与特別措置法」(給特法)と呼ばれる法律により、学校の先生は、給料月額に対して4%多く給料に上乗せ(教職調整額)する代わりに労基法上の「時間外勤務手当及び休日勤務手当は、支給しない」と定めています。つまり、残業手当はつかないことになっています。
その上で、残業や休日出勤のお金はないけど、部活動指導には、別に手当を用意しますというこの仕組みにも触れました。
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特殊勤務手当(部活動等指導業務)の平成30年度の執行額は、9億4204万9800円です。部活動等指導業務の一人当たりの金額は、4時間未満は、300円。4時間以上は、1200円。休日は、4時間以上は、2800円。4時間未満の場合は、300円。とのことです。
答弁では「休日に学校に登校しての部活動指導は、平均3時間」とのことでした。休日、部活動を3時間指導するとしたら、一時間当たり100円となります。4時間未満なら、1時間「75円ちょっと」。
※ 神奈川県の最低賃金は、1,011円(令和元年10月1日発効)です。
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/学校経営アドバイザーの活用などにも触れ、教員の働く環境の改善について、質疑を行いました。
社会の急激な変化が進む中で、子供が予測不可能な未来社会を自立的に生き、社会の形成に参画するための資質・能力を育成するため、学校教育の改善・充実が求められています。また、学習指導のみならず、学校が抱える課題は、より複雑化・困難化しています。こうした中、本県としても教員の働き方改革の推進を行い、様々な取組を行っております。教員のこれまでの働き方を見直し、自らの授業を磨くとともに、その人間性や創造性を高め、子供たちに対して効果的な教育活動を行うことができるようにすることは、もちろん、教員自身のワークライフバランスの充実についても、目を向け、しっかりと推進して頂けるよう強く要望しています。
3、
教育費については、二つ目として「不登校、いじめ・暴力行為への対応の強化」について、質疑を行いました。
いじめにより児童生徒が自らその命を絶つという痛ましい事件が相次いで発生したことをきっかけに、いじめ問題が大きな社会問題となっています。件数の増減はありますが、この状況は、ずっと続いています。本県の認識の通り、「不登校いじめ・暴力行為など、児童・生徒の問題行動等については、その発生する要 因・背景が子どもたち一人ひとり異なっており、それぞれの状況にあわせたきめ細かな対応を行う必要」があります。いじめの件数が多いか少ないかの問題以上に,問題が発生した際に早期発見・早期対応に努めることが大切です。市町村とも連携をとりながら、引き続き実態把握に努めるとともに、いじめ問題への取組推進を強く要望しています。
朝のニュースでは、沖縄県那覇市の首里城消失について、報道されていました。
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首里城火災「午前2時34分 火災報知作動」消防が会見(NHK 2019年10月31日 8時26分)
今回の火災を受けて、那覇市消防局は、31日午前8時から現場の首里城公園で会見を行いました。「正殿」の火災報知設備作動 警備会社が火災確認それによりますと、午前2時34分に首里城の「正殿」に設置された火災報知設備が作動し、民間の警備会社の社員が現場に駆けつけ、火災を確認したということです。そのうえで、午前2時41分に警備会社が消防に通報したということです。「正殿」「北殿」等6棟 4200平方メートル焼失そして、消防も「正殿」の辺りから炎が上がっているのを確認しその後、火は「正殿」の近くにある「北殿」と「南殿」に燃え広がったということです。消防によりますと、今回の火災では、これまでに首里城の「正殿」や「北殿」など6棟、合わせて4200平方メートルが焼失しました。また、現在も「正殿」の西側にある「奉神門」が燃えていて、消防が消火活動を続けています。
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中国と日本の築城文化を融合した独特の建築様式や石組み技術には高い文化的・歴史的な価値があるとされ、首里城跡を含む『琉球王国のグスク及び関連遺産群』は、2000年12月、日本で11番目の世界遺産として文化遺産に登録されました。
2008年10月18日、首里城は、地元の仲間とその家族で、沖縄を旅行した時に初めて訪れました。世界遺産となった琉球王国のグスク及び関連遺産群は素晴らしく、また、再建された首里城は、まさに「鮮やかな朱色に彩られたその姿は、王国の歴史、文化の息吹を伝える雄姿であり、沖縄のシンボル」と言えるものでした。
追記: 首里城の有料エリアには、年間180万人もの方々が利用しています。多くの識者が指摘しているように、首里城には、スプリンクラーは設置されておらず、防火設備としては、正殿にはドレンチャーのみであり、周囲には放水銃4基があったが、今回の火災では熱で近づけず(手動のため)使用されませんでした。
今回は、死傷者は報告されていないようでありますが、もし、発火した理由が報道の通り、電気系統からのものであったとすれば、観光客が沢山いる時間帯でのものであったとしたらと考えると(防火設備は)あまりにもお粗末であったと言わざるを得ません。
報道などによれば、姫路城は、屋内外消火栓、消火器、火災報知機はもちろん、スプリンクラーも天守群だけでなんと1000カ所以上設置されているとのことでありました。今後の検証と推移を見守りたいと思います。
【写真】: 2008年10月18日、首里城跡を含む『琉球王国のグスク及び関連遺産群』(世界遺産)訪問時
【写真】: 日テレNEWS24
本日は、母校・慶応義塾弁論部三田会(エルゴー会)の正副会長と特別顧問(大先輩達)との打ち合わせに副会長として、参加をさせて頂きました。
場所は、いつもの三田ではなく、新宿でした。東京都庁近くの新宿パークタワー37階「新宿サミットクラブ」さんです。やはり、限られた人しか使えないお店です。
この御時世、会員制で成り立つお店が、それなりにあることに驚きます。
閑話休題。本日は、諸先輩方からご意見を沢山頂きました。序盤こそ遠慮していたつもりでしたが、終わってみれば「喋りすぎた」と反省しています。
本日も 決算特別委員会審査(質疑)です。本日も質問に登壇します。3連投となり、質問機会は今期の決算委員としては、かなり多いほうだと思います。3回とも、会派(県議団)の持ち時間を全て頂いています。
本日の主な質問項目は「津久井やまゆり園と指定管理者(かながわ共同会)」でした。
~意見・要望~
事件の起きた津久井やまゆり園利用者さま ご家族の方からのお言葉です。(やまゆり園では)日常活動もまともに行われず「ほぼ放っておかれる状態で、全く外に出られなければ、そのうち体力も、意欲も、物事への興味も失い、廃人同然になってしまうのが分かると思います。それを園では、「穏やかに問題なく暮らしていらっしゃいます」と説明するわけです。
「日中支援の問題も確かにひどい話ですが、さらに言えば強度行動障害のある者に対しての更生プログラムなり、スキルが、全くといっていいほど無いというのが、実は一番の問題なのではないかと思っております。」と述べられています。社会福祉法人かながわ共同会愛名やまゆり園の元園長の男が、厚木市在住の当時小学6年生の女子児童に性的暴行を加えたとして、県警に逮捕された事案については、事実であれば、許されないことであります。
かながわ共同会の職員採用選考に大きな問題があるのではないか。と我が団としては、繰り返し、指摘をしてきたところでもあります。引き続き、やまゆり園の指定管理者について、問題意識を持ちつつ、取り組んで頂きたいと強く、強く要望しています。
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深い議論となりましたが、持ち時間が足らず。それでも、要の部分は、しっかりと述べました。
ぜひ、動画配信をご覧ください。(録画配信は数日後)
およそ1か月間もの時間を使い、決算審査を行っています。皆様から収めて頂いた税金の使途を決める予算委員会が注目されがちですが、神奈川県議会においては、その何倍もの時間をかけて、皆様から収めて頂いた税金が適切に使われたのかを非常に丁寧に審議しています。私もかなりの回数、質問に立たせて頂く予定です。頑張ります。
本日も午後4時30分から、質問に入りました。県議会の委員会は、インターネットで動画配信されます。
https://kanagawa-pref.stream.jfit.co.jp/
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令和元年第3回定例会 決算特別委員会
第1 認第1号 平成30年度神奈川県公営企業決算の認定について
第2 認第2号 平成30年度神奈川県一般会計歳入歳出決算及び同年度神奈川県特別会計歳入歳出決算の認定について
10月29日(火曜日)16時29分~ 県政会 さとう知一
第4款 民生費、第5款 衛生費、第6款 労働費、
第8款 商工費特別会計歳入歳出決算のうち、介護保険財政安定化基金会計、神奈川県父子寡婦福祉資金会計、国民健康保険事業会計、神奈川県立病院機構資金会計、中小企業資金会計
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【写真】: 昨晩 夕食時のお手伝い。豆苗の収穫。ごま油を使った豆苗の中華炒めがとっても旨い。
本日は、妻と子ども達を見送ってから、朝7時40分から9時30分まで、本厚木駅東口、及び中心市街地交差点等にて、街頭活動を行わせて頂きました。
早朝活動報告は本日で通算2506日目(延べ日数ではなく実数)となります。選挙の有無に関らず、可能な限り、駅頭や交差点に立ち議会報告を行っています。このスタイルは、市議会議員時代から全く変わりません。
子どもの見送り等があるので、朝の街頭活動は、主に以下の感じで行っています。本日は、パターン「2」です。どこかで見かけたら、是非、お声かけ下さい。マイクを持っているときでもお声かけ歓迎です。
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1、朝6時から7時半(子供見送り前/主に本厚木駅北口・南口・東口が多い)
2、7時40分から9時半(子供見送り後/国道246号郵便局前交差点や松枝交差点等、交差点が多い)
3、朝6時から8時半(妻が送りを担当する時/駅や交差点を組合わせることもあります)
4、上記に関わらず、場所を規定せず、短時間で行うことも多いです。
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【写真】: 早朝議会活動報告は本日で通算2506日目(本厚木駅東口ガード下・中心市街地交差点)
本日は、厚木市をはじめ、多くの県内自治体に大雨警報が出されています。相模原市緑区では、対象地域を示し、土砂災害警戒のため大雨警報に加えて、避難勧告も朝の時間帯にそれぞれ出されています。私も本日、小中学校の生徒・児童が登校する時間帯、強風大雨の中、地元の小学校周辺を少しばかり見廻りをさせて頂きましたが、大人でも傘がさしにくいほどの風と雨でありました。
私が上記のコメントを(決算特別委員会で)述べるのと相前後して、千葉県で記録的大雨により、養老川と新堀川が氾濫したとのニュースが入りました。川の氾濫は、本当に怖いです。
過日の台風19号では、想定を超える雨量があり県内にも大きな被害を出しました。宮ケ瀬ダムにおいては、12日午後8時20分には、毎秒1880㎥(立米)の最大流入量を記録したとのことです。宮ヶ瀬ダムは『100年に一度の大雨』を想定して毎秒1700㎥(立米)の最大流入量で計画されていましたが、それを大きく超える量となりました。本日の大雨による被害が出ないよう、祈るばかりであります。
先日、10 月初旬以降、厚木市の高松山周辺地域の人里において、ツキノワグマの度重なる目撃情報等があり、追い払い活動を繰り返し展開したにもかかわらず、出没が繰り返されていました。そのクマが、10 月 22 日(火曜日)に箱わなにかかり、その後、捕殺されました。捕獲された地域は、隣が南毛利地区といった多くの住民が住む住宅地でありますし、近くには障害者施設や学校も近くにあります。ツキノワグマが里に出てくる要因は、複合的であると言えますが、クマは冬眠の準備をするために、秋になるとブナ類やナラ類などの実をたくさん食べますが、ツキノワグマの大量出没に、大きな影響を与えると考えられるのが、秋の食糧不足であると言われています。
水源環境保全は、暮らしを支える良質な水を、将来にわたって安定的に確保するためのみならず、防災の視点、希少生物の生態を踏まえた保護対策といった視点からも、森林整備等を推進して頂きたいと要望しました。
そうした視点から、30年度決算について、本日は「水源環境保全・再生事業会計」「流域下水道事業会計」にも触れつつ、質問に立たせて頂きました。
前回に引き続き、本日も午後4時30分から、質問に入りました。県議会の委員会は、インターネットで動画配信されます。
https://kanagawa-pref.stream.jfit.co.jp/
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令和元年第3回定例会 決算特別委員会
第1 認第1号 平成30年度神奈川県公営企業決算の認定について
第2 認第2号 平成30年度神奈川県一般会計歳入歳出決算及び同年度神奈川県特別会計歳入歳出決算の認定について
10月25日(金曜日)
第3款 環境費、第7款 農林水産業費、第9款 土木費、
第12款 災害復旧費特別会計歳入歳出決算のうち、農業改良資金会計、恩師記念林業振興資金会計、林業改善資金会計、水源環境保全・再生事業会計、沿岸漁業改善資金会計、流域下水道事業会計、県営住宅管理事業会計
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/夜は、県庁近くで行われる意見交換・懇親会に参加する予定です。
【写真】: 決算特別委員会/質問時は、質問者席に移動します。
「タウンニュース厚木・愛川・清川版(2019年10月25日号 発行部数54,080部)」に私の活動報告関係記事のご掲載を頂きました。
https://www.townnews.co.jp/0404/2019/10/25/503578.html
大見出しは「活動報告 No.286 台風19号と消防団」県会議員(無所属・県政会)さとう 知一、小見出しは「消防団員として」「消防団の課題」です。
/タウンニュースへの議会活動報告の投稿・掲載は、政治を志した時から、長く続けています。厚木市議会議員時代は年6回、神奈川県議会議員就任後は隔週(月2~3回)で、ご掲載頂いております。今回で、通算286回目となりました。
県議会は、テレビ等で知ることのできる国会や身近な市議会と比べて「何が仕事なのか判り難く認識されにくい」ことから「中二階」と揶揄されます。ブログ活動報告も18年2ヶ月25日、一日も休まず更新し、全て丸ごと公開中です。「継続は力なり」の気持ちで、粘り強く継続しています。
タウンニュース厚木・愛川・清川版は、朝日・読売・毎日・日経新聞を主力に折込まれております。配布部数変更に伴い、市内公共施設や商業施設、農協支所等への配架も行われています。幅広い市民の皆様方のお目に留まることを期待しています。
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【数字でみる佐藤知一】(2019年10月25日現在)
・早朝街頭演説日数 - 通算2505日目 (延べ日数ではなく実数です)
・ブログ更新日数 - 18年2ヶ月25日(全て公開中)
・タウンニュース厚木版 活動報告掲載回数 - 通算286回
・タウンニュース掲載部数(合計)ー 1696万5480部
・月刊さとう 特別版・号外(「ケンオウニュース」含む・年3~4回・各回18万部発行)総発行部数 -264万7800部
・献血回数 -161回(16歳から継続中)
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【写真】: タウンニュース厚木・愛川・清川版(発行部数54,080部)2019年10月25日号に掲載された さとう知一の寄稿記事(通算第286号)