本日(平成20年1月31日)、「厚木市教育委員会・平井教育長」名で「中国産冷凍餃子による食中毒に関する学校給食使用状況について」という文章が、届きました。
「中国の工場で製造、輸入された冷凍ギョーザによる食中毒症状が千葉、兵庫両県で発生した事件を受けて、本市の小・中学校給食で、対象商品(JTフーズの回収リスト)を使用していないか調査を行なったところ、平成20年1月11日と18日の両日に南部給食センター(10校で、5247食)で、業務用『柔らかく煮込んだロールキャベツ(トマト味)』を使用し、提供しました。なお、当時、給食を食べた児童等から、不快な症状についての報告は受けておりません。
対象校(小学校): (1)H20.1.11(2641食) 6小学校(玉川、相川、戸室、愛甲、森の里、戸田)
(2)H20.1.18(2606食) 4小学校(厚木、依知南、鳶尾、毛利台) 」
「中国の工場で製造、輸入された冷凍ギョーザによる食中毒症状が千葉、兵庫両県で発生した事件を受けて、本市の小・中学校給食で、対象商品(JTフーズの回収リスト)を使用していないか調査を行なったところ、平成20年1月11日と18日の両日に南部給食センター(10校で、5247食)で、業務用『柔らかく煮込んだロールキャベツ(トマト味)』を使用し、提供しました。なお、当時、給食を食べた児童等から、不快な症状についての報告は受けておりません。
対象校(小学校): (1)H20.1.11(2641食) 6小学校(玉川、相川、戸室、愛甲、森の里、戸田)
(2)H20.1.18(2606食) 4小学校(厚木、依知南、鳶尾、毛利台) 」
※ HP上で公表されている記者発表資料には、個別の学校名は記載されておりません。安全に関わる事例であり、伏せるより、むしろ公表する方が児童ご家族の安心につながると考えるため、学校名も(頂戴した)書面の通り、公表させて頂きます。問題などあります際は、私までご連絡下さい。
私は、これまでも学校給食について、安易な食材に頼るべきではないと何度も提言して参りました。例えばハンバーグ、ミートボール、シュウマイ、コロッケといったようなものはすべて冷凍食品で年内契約されていて、「安全性を担保できるのか」といった質問には「事前に提出されました配合表を十分精査いたしまして、栄養価だとか添加物だとか着色料、使用材料の配合等を確認の上、選定して、より安全なものを出していると認識をしております。(当時の担当部長)」「栄養価については、献立の場合にはすべて栄養士がきちんと、国あるいは県の基準に基づいて計算した食材を使っておりますので心配ない。(当時の教育長)」「学校給食センター運営委員会の中には栄養士あるいは保健福祉事務所の方も入っていただいているので、専門的な立場でお越しいただいておりますので、心配ない。(当時の教育長)」との答弁を頂戴しています。答弁のやり取りは、下記に議事録からの抜粋を載せました。
・平成18年9月定例会 議事録からの抜粋。「学校給食についての質問」該当部分。(前半)
・平成18年9月定例会 議事録からの抜粋。「学校給食についての質問」該当部分。(後半)
今回のことについては、日本という国自体が、近隣諸国からの食の輸入無しには成り立たない以上、必要以上に騒いでも問題を判りにくくするだけであるとも考えています。
ただし、私は市政に関わるものの一人として、学校給食の安全性については、H18年9月議会で私が取り上げた問題について、何一つとして前向きに取り組んでこなかったことに対して、強く遺憾に感じています。給食のほとんどをレトルトや冷凍食品など、つくる人の顔を確認することすら出来ない状況を放置しておきながら、「食育の重視」をかかげる厚木市の学校給食の状況は、私に言わせれば、悪い冗談にしか思えません。
もちろん、食費の関係やノウハウの問題などあるでしょう。ならば、そこも含めて情報の公開を一層進めなければウソです。少なくとも今の状態のままで、厚木市の学校給食において、「人の顔が見える身近で安全な給食を提供(同議事録答弁より)」とは言わないでほしいと強く思います。
上記、議事録からの抜粋は、口述筆記ですので、読みにくい部分もありますが、やり取りをお読み頂ければ、私の言わんとする所が判って頂けると考えます。
私は、これまでも学校給食について、安易な食材に頼るべきではないと何度も提言して参りました。例えばハンバーグ、ミートボール、シュウマイ、コロッケといったようなものはすべて冷凍食品で年内契約されていて、「安全性を担保できるのか」といった質問には「事前に提出されました配合表を十分精査いたしまして、栄養価だとか添加物だとか着色料、使用材料の配合等を確認の上、選定して、より安全なものを出していると認識をしております。(当時の担当部長)」「栄養価については、献立の場合にはすべて栄養士がきちんと、国あるいは県の基準に基づいて計算した食材を使っておりますので心配ない。(当時の教育長)」「学校給食センター運営委員会の中には栄養士あるいは保健福祉事務所の方も入っていただいているので、専門的な立場でお越しいただいておりますので、心配ない。(当時の教育長)」との答弁を頂戴しています。答弁のやり取りは、下記に議事録からの抜粋を載せました。
・平成18年9月定例会 議事録からの抜粋。「学校給食についての質問」該当部分。(前半)
・平成18年9月定例会 議事録からの抜粋。「学校給食についての質問」該当部分。(後半)
今回のことについては、日本という国自体が、近隣諸国からの食の輸入無しには成り立たない以上、必要以上に騒いでも問題を判りにくくするだけであるとも考えています。
ただし、私は市政に関わるものの一人として、学校給食の安全性については、H18年9月議会で私が取り上げた問題について、何一つとして前向きに取り組んでこなかったことに対して、強く遺憾に感じています。給食のほとんどをレトルトや冷凍食品など、つくる人の顔を確認することすら出来ない状況を放置しておきながら、「食育の重視」をかかげる厚木市の学校給食の状況は、私に言わせれば、悪い冗談にしか思えません。
もちろん、食費の関係やノウハウの問題などあるでしょう。ならば、そこも含めて情報の公開を一層進めなければウソです。少なくとも今の状態のままで、厚木市の学校給食において、「人の顔が見える身近で安全な給食を提供(同議事録答弁より)」とは言わないでほしいと強く思います。
上記、議事録からの抜粋は、口述筆記ですので、読みにくい部分もありますが、やり取りをお読み頂ければ、私の言わんとする所が判って頂けると考えます。
※蛇足ですが、つい先日、学校給食を担当する職員(管理職)の方とお話をした際に、1月24日の「パンの発注ミス(約5800人分)による遅配」の件について、気にされているようでした。私は、「間違えたことは仕方がないが、二度と同じ間違えが起こらないように発注のシステムを再点検するべき」とその時申し上げました。