多くの方々から、ご意見やご協力のお申し出などを頂いております/マスク不足に対するご協力申し込み

コロナウイルス感染症が蔓延し、大変多くの方から、様々なご意見を頂戴しています。特に県議会コロナウイルス感染症対策特別委員会へ就任したのちは、本当に多くの方々から、ご意見やご協力のお申し出などを頂いております。

神奈川県においてはマスクの不足が続いています。特にN95と呼ばれる医療用のマスクは、足りない状況が続いています。現場の医療関係者、福祉関係者の方々は、大変ご苦労されていますが、厚木市に拠点を構えるマスク製造会社社長が、私に電話を直接頂き、神奈川県への協力をお申し出頂きました。(マスク製造会社の社長は、実は私の子どもの一番のお友達のお父様でありました)

3月11日の県議会コロナ特別委員会でも取り上げさせて頂きましたが、3月8日、日曜日でありましたがその場で県の担当者に電話を入れて、(当該の厚木市のマスク業者・社長と)つながって頂くことができました。その後も神奈川県とのマスク不足に対応する協力体制をしっかりと整えて頂いています。
また、昨日のタウンニュース厚木愛川清川版でも記事として取り上げられましたが、(3月27日)厚木市に対しても一万枚の寄附をされています。

閑話休題。
沢山のご意見やご協力のお申し出などを頂いておりますが、今回は、一人のお母様から頂いた御意見を取り上げたいと思います。
頂いたメッセージについては、個人情報(名前)を伏して、後ほど、記してありますが、改めて読み込むと やはり、御心配はごもっともだと思います。我が家でも、小学校の子供が二人います。もちろん、ご指摘の危機感は感じています。

一方、長期間の休みにより、家庭内での子どもの様子が把握できないといった懸念が寄せられています。給食がないことで栄養が取れない子も少なくありません。何よりも子どもの安全確保が第一ですが、ゼロイチでは決められない事情も把握しています。世田谷区長が、分散登校から、一転して、休校としました。現場もかなり、迷っていると思います。丁寧に関って参りたいと考えています。

さて、今回頂きました疑問「マスクも簡単に手に入りません。マスクを持っていない子供はどうしたら良いのでしょうか?その場合、どのように対応をするのか、その点についても、記載がなく、曖昧です。」に対してのお答えです。
県教育委員会から出された通知は、先のブログにも掲載しておりますが、この通知で「生徒・児童の学校生活の再開に向けては、学校が消毒剤やマスクを配備・準備しなければならない」ということになっています。 通知というものですが、これは、再開するにあたっての(事実上の)学校としての責務となります。 現実的には、どのように担保するのか不明ですが、今後、議会で確認・対応をして参ります。

なかなか難しいことも多いと思います。ただ、貴重なご意見でありますので、教育委員会や教育行政に関わる方々にも一読して頂きたいと思い、氏名等を伏して、以下に転載しました。

=以下、厚木市在住の保護者から頂いた声=

~(1)~
こんにちは。 突然、メッセージをしてしまいまして、申し訳ありません。○○△△ともうします。
私は、厚木小で、新▽年生の子供を持つ母です。 佐藤さんのことは、お子さんが、我が子と○○ということもあり、昔からよくお見かけしておりました。陰ながら、ずっと応援させていただいております。佐藤さんが、厚木で唯一のコロナ特別委員に選出されているということを、FBの投稿で知りました。
不安が多い中、とても心強いことです。大変な中、ご尽力いただき、本当にありがとうございます。そんな佐藤さんだからこそ、ぜひに相談させていただきたいことがあり、連絡させていただきました。 月曜からの小学校の再開に関し、とても不安に思うことがあります。 厚木小から送られてきたメールには、学校の再開日程が簡単に記されているのみで、いわゆる3密を防ぐための処置などは、何も記載されていませんでした。
厚木市教育委員会のHPを見た所、6日の入学式に関しては、詳細に記載されていますが、7日以降に関しては不明瞭な点が多く、検温表とマスクの着用、感染防止の環境設定等に十分配慮する、ということしか記載されていません。 6日には、入学式以外にも、始業式と離着任式が行われるようですが、そこで、在校生の子供達がマスク、手洗い、換気を徹底するのか、その点についても記載はありません。 大人ではなく、子供たちですから、マスクや検温を忘れてしまう子もいるかもしれません。マスクも簡単に手に入りません。マスクを持っていない子供はどうしたら良いのでしょうか?
その場合、どのように対応をするのか、その点についても、記載がなく、曖昧です。 また、特に低学年の子供達などは、久しぶりに学校に行け、友達に会えた喜びから、普段よりもはしゃいでしまい、より濃厚に接触してしまう危険性も、十二分に考えることができます。 佐藤さんも、小さいお子さんがいらっしゃるので、想像していただけるのではないでしょうか。 たった4日間の半日だけ、学校に行くのみですが、その短時間でも、例えば厚木小ならば1000人もの子供達が集うことになります。 その中に、自覚症状のない感染者がいたとしたら、どうでしょうか? 大人と違い、子供の行動は、濃厚接触だらけです。 マスクを付けていても、いつの間にか、ずれてしまっていることが多々あります。 その子供達が家に帰り、同居の家族、特に高齢者にウイルスを移してしまったら? 4日間、半日の授業の目的は、カリキュラムを進めるというよりは、関係づくり、学習のすすめ方についての伝達が、主な目的のようです。
この目的を果たすためだけならば、電話やメールを使っても、行えるのではないかと思います。 また、教科書などの配布の必要があるならば、一定期間の間に保護者が取りに行くなどの対応でも、充分なのではないかと思いました。 東京では日に日に感染者が増し、医療崩壊の危機が目の前に迫ってきています。
医療崩壊が起こってしまえば、救える命を見捨てなくてはいけなくなります。 神奈川県も対岸の火事ではありません。 医療崩壊を起こさないためには、コロナウイルスにかからない、他の人にウイルスをうつさないために、最善を尽くさなくてはいけません。 今回の教育委員会の判断は、果たして、最善と言えるのでしょうか。
私は以前から政治に関心があり、さまざまな政治家の方の活動を見聞きしてきました。 その中でもとりわけ佐藤さんは、熱心に民意を汲み取っていただける方だと、思っています。 この意見は、私個人の考えだけではありません。 厚木小、第二小、戸室小、上荻野小、荻野小、南毛利小など、各校にママ友がいますが、保護者たちは一様に今回の対応に不安を覚えています。 みんなで話し合った結果、行動力、決断力のある議員の方にお願いしてみようということになりました。
その際に、1番に名前が上がったのが、佐藤さんです。みなさん、佐藤さんの日頃の活動を良くご存じです。佐藤さんなら、教育委員会へ掛け合っていただけるのではないか、ということになりました。
私は以前からFBをフォローさせていただいているということで、代表してメッセージを送らせていただきました。 戦後最大の危機が、目の前に迫っています。 どうか、どうか、お力をお貸しいただけないでしょうか?
厚木市の子供達だけではなく、全国民、世界中の全ての人達を守るために、いま、行動を起こすことが何よりも大切だと思っています。 もし、このメッセージを読んでいただけましたら、お返事をいただけますと、大変ありがたいです。 どうぞ、よろしくお願いいたします。
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~(2)~
貴重なご意見、ありがとうございました。 佐藤さんを始め、現場の方々のご尽力のおかげで、子供たちが守られていることを、改めて痛感いたしました。 未曾有の事態に、全国民が混乱して、不安に駆られています。 そんな中、佐藤さんのように、正しい知識と、行動力、決断力、発信力を持った方が、最善の選択をしてくださっていることに、心より感謝いたします。 大変な中、一市民の意見に、ご丁寧に対応していただき、本当にありがとうございました。 同じ意見を持つ友達にも、佐藤さんのことを、しっかりと伝えておきます。 どうぞ、よろしくお願いいたします。
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~(3)~
佐藤さん、本当にありがとうございます。 力強い発信をしていただき、感謝しかありません。 学校関係者の方々も、本当は不安の渦の中で、混乱されているのではないかな、と想像します。でも、組織では、決められたことからはみ出ることができませんよね。 保護者の中では、学校が再開されても、自主的に休ませようという動きが出ています。このように訴えても、聞いてもらえないのなら、それしか選択肢がないのです。 でも、それだと、我が子だけ良ければいいのか、そんなことになってしまいます。 もちろん、それは本意ではありません。我が子も、他の子も、学校関係者の大人の方たちも、みなさんのことを守りたいです。 学校の先生たちにも、お子さんがいます。私と同じ、保護者の立場で考えたとき、不安を感じることも多いのではないでしょうか。 明日からの学校の再開を止めることは、事実上、無理なのかもしれません。 でも、危機感を持っている保護者は、これからも発信を続けていきます。どうか、佐藤さん、私たちの代弁者として、この声を伝えてください。 私は、佐藤さんが街頭演説をしている姿を拝見して、「すごいな」と思っていました。「すごいな」=「私にはできないな」でした。 でも、そんなことは言っていられなくなりました。一人一人が声を上げなくては、この事態に立ち向かえなくなりました。 コロナウイルスに対しては、危機感が薄い方が、現実的にまだ多くいらっしゃいます。実は私も少し前までそうでした。だから、みなさんの気持ちはよくわかります。本当の怖さを知らないだけなのです。 だから、知らないなら、知ってもらえるように、発信していくしかないのだと思っています。 どうぞ、これからも、よろしくお願いいたします。 そして、ご尽力に心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
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以上です。

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